「わからない、できない、やって」二世帯住宅建築も地区活動も人まかせな義両親にイライラ

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ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のアラフォーママです。結婚を機に夫の両親と同居。なんでも人まかせな義両親に頭を悩まされています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

はじめて義両親と会ったのは、私が27歳のときでした。義父は57歳、義母は50歳でした。結婚を機に二世帯住宅を建てることになり、同居前から打ち合わせでよく顔をあわせていました。義両親の人柄が垣間見えた時間でもあります。

まず気になったのが義両親の「人まかせ」なところでした。家の関係書類の記入やローンなど、さまざまな手続きの説明を聞くまえから「よくわからないからやって」と言ってくるのです。

はなから「わからない、できない」という態度に正直イライラしました。私たち夫婦も知識や経験があるわけではありません。担当者の説明を聞いて理解しながら手続きをしていくのが普通なのでは?と声に出して言いたかったです。

思ったことを口に出ししてしまうと、義両親との関係が悪くなってしまう。そんな心配があり、心のモヤモヤを誰にも言えずにいました。と同時に、これから同居するにあたって、なんでも人まかせにされる不安も感じたものです。実際に義両親との同居がはじまると、やはり人まかせっぷりが炸裂しました。たとえば毎年開催される、地区のクリーン活動に参加するときのことです。

「やってくれるでしょ!?」と義母が言ってきました。気になるのが義母の言い方です。「悪いけど、参加してもらえる?」など、もっとほかの言い方があるのでは?とカッと頭に血がのぼりました。

人まかせな言動にストレスはたまるいっぽうです。義父は身体が不自由なため参加できないのはわかりますが、義母は毎日フルタイムではたらくほど元気です。掃除ぐらいはできるのでは?と疑問に感じました。

地区の行事さえも自分で参加しようと考えもしない義母の態度が、どうしても気にいりません。挙句の果てには掃除し終わったあと、お礼の一言もいっさいなし。わたしたち夫婦がやって当たり前だと思っていることにも正直腹が立ちます。

掃除に限らず、地区の役員や班長なども私たち夫婦まかせです。義両親が元気なうちは私たち夫婦と交代で参加したり、協力し合う関係でいたい。そんな私の気持ちを夫経由で義母に伝えたことがありますが、受け入れてもらえず残念でした。

世代の違った、そして血のつながりのない義両親との同居は想像以上に大変でした。価値観や考え方の違いで衝突したとき、面と向かって伝えられないもどかしさを痛感しています。たとえ言い合ったとしても、お互いを理解し合うのが難しい関係性だとも感じています。

義両親と同居をはじめて10年が経過しましたが、関係性は当初と変わりません。ただ無理に自分の思いを押しつけるのをやめ、義両親の存在をあまり考えないようにしています。そうすると気持ちがラクでいられる気がしています。

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