こんにちは。認知症で要介護4のお義母さん(姑)とリウマチと骨粗鬆症で要介護5のおばさん(姑の妹)の 在宅介護を経験した嫁のバニラファッジです。
今回のお話は、2人の介護の助っ人に家政婦さん登場です。
前回のエピソード:「どうしたら早く死ねるのかしら」介護されるおばさんの涙
家政婦さんは、嫁と姑のちょうど間くらいの年齢のご婦人でした。
お願いした時間帯は、月曜日から金曜日までの朝8時から正午までの4時間。 まずはおばさんの起床介助から始まります。
その後はトイレ、着替え、朝食を介助してもらいます。 お義母さんは自分でできますが、認知症のため見守りが必要です。
他には2人の薬の管理、部屋の掃除・洗濯をしてもらいます。
介護保険を使うと被保険者の家事代行しかできませんが、家政婦さんなら臨機応変に2人の介助が頼めます。
時々お義母さんが、家政婦さんをお客さんと間違えるのもご愛嬌ですが、認知症のお義母さんの言うことは、できるだけ肯定してほしいとお願いしてありました。
そして私は午前中、家を気軽に空けられるようになり1日がとても有意義になりました。
しかし4時間は、本当にあっという間で...
在宅介護はいろいろあれど、私が1番苦手だった介護は 「姑の昔話を延々と聞く」というものでした。
聞き上手は、高齢者を元気にさせます。しかし、とりとめのない昔話を椅子に腰掛けて延々と聞かされるのは、本当に苦痛でした。まだトイレ介助や入浴介助で忙しく立ち回っている方が気が楽でした。
おそらく家政婦さんも毎日毎日同じ話を聞かされたと思いますが、嫌な顔ひとつせず相づちを打っては、2人を元気にしてくれました。 そして...
私も家政婦さんからの優しいひと言で、心がすっと軽くなったのを覚えています。
本当にいい家政婦さんに恵まれ、我が家の在宅介護は順調に続くと思われました。
しかしその後、おばさんと家政婦さんの間である事件が起きました。
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