「どうしてそんな酷いことを!」って言われても...根拠のない誤解で嫌がらせを受けた我が町の区長選

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みけ
性別:女
年齢:52
プロフィール:両親と同じ敷地内に住んでいる52歳の自営業。

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10年前に起きた町内会のトラブル話です。

うちの町内は10の班に分かれていて、各班には班長さんがいて、そのまとめ役に区長がいます。

区長は任期もなく、立候補があれば簡単に決まっていました。

当時は立候補したAさんが区長をやっており、任期は5年目。

立候補したからには、やる気はあると誰もが考えていましたが、蓋を開けてみるとちょっとガッカリ。

Aさんはこれといった仕事をしてくれないのです。

2組の外国人の家族が越してきたので、ゴミ捨てのルールを教えてほしいと頼まれても「班長さんが対応して」と断ったり、公民館の照明器具など設備の修繕を頼んでも、返事をするだけで1年以上放置したり...。

そして、いつの間にか人に挨拶もしない態度を取るようになっていました。

私も挨拶を返してもらえなかったことがあり、食事をしながら両親に話をしたら、両親やご近所さんもこの頃は挨拶を返してもらえないとのこと。

「どうしてなんだろうね?」と、両親と首を傾げた記憶があります。

もちろん、そんなAさんを快く思わない人は多く、結局、その年度いっぱいで区長から身を引いてもらおうということになり、年次の集まりのときに話すことになりました。

そうして迎えた集まりの日。

一通りの話し合いが終わった後に「次の区長は別の人で」と切り出したところ、当然ながらAさんは腹を立ててしまいました。

でも、全員の気持ちも固まっていたので、結果は変わりませんでした。

その事を父から聞いて、母も私も「仕方ないよね」と言っていたのですが、話は思わぬ方向に進んでいきます。

何とAさんの解任は、うちの父が仕向けたことと決めつけられてしまったのです。

恐らく、集まっていた班長の中で父が一番の年長者だったため、他の班長さんたちがいちいち父に「そうだよね?」と伺いをたてたことや、Aさんとうちは同業者で商売敵だったことが原因だと思います。

怒ったAさんは、集まりに参加していなかったご近所さんたちに、うちの父に降ろされた、と言いふらして歩きました。

その結果、Aさんの話を信じた人から抗議の電話をもらうなど、面倒な事態になってしまったのです。

「今まで頑張ってきた主人にどうしてそんな酷いことをするのか? 主人は病気になりそうなくらい落ち込んでいる」

電話をしてきた人の中にはAさんの奥さんもいて、延々とお叱りを受けたそうです。

このままだとうちが嫌われ者一家になってしまうと心配でした。

そこで、仕事でもつながりのある他の班長さんに相談したところ、Aさんの奥さんに穏便な理由を作って話をして、事態を収拾してくれたのです。

やがてAさんも落ち着きを取り戻して引継ぎをしてくれたので助かりました。

今でもその班長さんたちには感謝しています。

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