「オミクロン株に注意を! 外食・外出禁止!」とノーマスクで言う取締役。そういえば普段から...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:晴れのち曇り
性別:女
年齢:65
プロフィール:78歳の夫と2人暮らしの会社員です。

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2021年が終わろうとしていた仕事納めの日、恒例の取締役Aさん(60代)のあいさつがありました。

「まだまだ新型コロナも終息することはかなわず、オミクロン株の感染も聞かれ始めました。年末年始は移動しないように、人を集めないように、外食はしないように、もちろん外出もしないように、くれぐれも新型コロナウイルスに感染しないように気を付けて過ごしてください」

Aさんが皆を見渡して形ばかりのあいさつをするのかと思いきや、命令口調で注意喚起をしたのです。

ところが、あいさつをしているAさん自身はノーマスク。

隣の同僚と顔を見合わせて、思わずため息を漏らしたことは言うまでもありません。

Aさんは社内で咳をするときもくしゃみをするときもノーマスクで、思いっきり鼻をかんだりした手であちこちを触るので、従業員は自己防衛するしかありません。

新型コロナがはやり始めた頃は、ときどき手洗いしていたようですが、最近は手洗いしている姿を見かけることもなくなりました。

もちろん、アルコール消毒器を設置していても絶対に使いません。

「変なもの買ってきて!」と逆に叱られてしまうほどです。

私には娘がいるのですが、その嫁ぎ先には70歳を超える高齢のご両親がおられ、本人も事務方ではありますが、介護施設勤務なので感染対策には特に敏感。

自主検査も頻繁に行っているそうです。

私の職場でもこのように感染対策に力を入れたいのです。

しかし、何せ雇われの身で強く言えない私は、毎朝、事務所内の消毒に時間を費やし、自分専用消毒液も持参するなど、無駄かもしれない努力をしています。

他の従業員も同じ考えらしく、せめて他人の迷惑にならないようにとマスク、手洗い、手指のアルコール消毒にと頑張ってくれています。

だからこそ、取締役であるAさんにも、彼の訓示を「絶対守らねば!」と思わせるよう普段から行動してほしいと望むのは、虫のいい話でしょうか?

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