<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:41
プロフィール:10歳年上の夫と二人暮らしの主婦です。
私はファッションにこだわりがなく、20年以上前に買った服も平気で着てしまいます。
服なんて一度に着られる数は限られているし、清潔で人に不快感を与えなければ問題ないという考えなので、ファッションにお金をかけるより、趣味や食べものにお金を使いたいと思ってしまうんです。
そんな私ですが、カバンだけはこだわりがあります。
というのも、体に合ったカバンを持つだけで毎日の暮らしの中の快適さが全く違うからです。
若くてまだ多少ファッションに興味があった頃は、見た目の良さだけでカバンを選んでいました。
学生時代は、海外ブランドの革製の小型ボストンバッグや、持ち手の部分が木でできているカバンが大流行していて、私も親や親戚に頼み込んでお古をもらったり、安く譲ってもらったりしていました。
しかし、革製のカバンは本体が重く、荷物を入れると持ち運ぶのが大変です。
重たいのに容量は大きくないので、結局は他のカバンも持ち歩くことになり、荷物が増えてしまいます。
また、持ち手が硬い素材でできていると、食い込んで腕や肩が痛くなることも。
若い頃は「オシャレは我慢」と言いながら気合いで乗り越えてきましたが、年齢と共に重かったり持ちにくかったりするカバンは辛くなるばかり。
肩が凝ったり頭が痛くなったり、ひどい場合は吐き気がしてくるようにもなりました。
さすがにこのままではいけない、と思い切って機能性重視にしたら、びっくりするほど快適になりました。
まず、重い荷物を持っても体のバランスが偏らないように、トートタイプではなくリュックにしました。
これだけで体感する重さはだいぶ変わります。
また、同じリュックでも肩にかけるベルトが細いと食い込んで痛いので、ベルトは太めでクッションなどが入っているやわらかいものにしました。
ずり落ちてくると重くなるので、金具のしっかりしたものを選びます。
中に硬いものを入れても背中が痛くならないように、背中にパッドが入っていることも大事で、さらに蒸れないようにメッシュになっているリュックは本当にありがたいです。
夫は私と違ってファッションに興味があり、カバンをコロコロ買い替えていました。
「また買ったの? 古いのはどうするの?」
「友だちにあげたりフリマアプリで売ったりするから無駄にするわけじゃない」
そんなことを言っていた夫も、以前、誕生日に私が機能的なリュックをプレゼントしたところ、全く買い替えなくなりました。
本人も「これを使ったらもう他のカバンを使う気にならないなあ」と言って、とても気に入っているようです。
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