「まあ、いっぱいニキビ作って!」悪気がないからタチが悪い! 義母と会うたびに傷つく思春期の息子

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:U-ko
性別:女
年齢:44
プロフィール:15歳の息子がいる主婦です。趣味は野球観戦と読書と手芸です。

「まあ、いっぱいニキビ作って!」悪気がないからタチが悪い! 義母と会うたびに傷つく思春期の息子 45.jpgうちの息子は現在高校一年生なのですが、主人(50歳)の実家に顔を出すときに、なかなかついてきません。

でも、息子が行きたがらない気持ちもよく分かるのです。

原因は、おそらく義母(72歳)がうちの息子にかける何気ない言葉です。

うちの息子は現在15歳で思春期真っ只中。

自分の容姿がものすごく気になる年頃です。

息子が今一番気にしているのが、父親譲りの強めのくせ毛と、顔にできるニキビ。

そんな息子に対して義母がかける言葉には、一片の気遣いもないのです。

「まあ、いっぱいニキビ作って! やっぱりお年頃ねえ」

「くせ毛がお父さんにそっくり!」

などなど、義母は容赦なく息子のコンプレックスを突いてきます。

それも、会うたびに毎回のように言われるのです。

義母は普段からよくしゃべる人なので、そういう人にありがちな、同じことを何度も繰り返す癖があります。

「何気ない言葉」が孫の心にグサグサと突き刺さっていることに、義母は全く気付いていません。

普段から口数が少ない息子ですが、義父母の前では自分から何かしゃべることはほぼなくなってしまいました。

義父母にはもう1人、女の子の孫(21歳)がいるのですが、その子にも同様です。

「いっぱい食べるからこんなに肉付きがよくなって」

「ハムみたいなモモねえ」

彼女はもう大人なので、うちの息子のようなかわいげのない態度はとりませんが、そんなことを言われて、おそらくいい気はしていないと思います。

私なら相当傷つきます。

ちなみに、私はそういったことを言われたことはありません。

血のつながりがない赤の他人に対する遠慮でしょうか...。

義母には悪気がないだけに余計に困っています。

義父(77歳)がときどきいさめてくれるのですが、どうしても口をついて出てしまうみたいで、もうすっかりあきらめています。

主人の実家は車で10分くらいのところにあるので、息子が小さい頃は頻繁に遊びに行っていました。

息子を預かってもらうこともよくあり、息子も喜んでおじいちゃんおばあちゃんと遊んでいました。

小学校高学年くらいになると、さすがに実家に遊びに行く回数も少なくなり、私と主人だけで顔を出すことの方が多くなりました。

そして、息子が中学生になった頃には、お盆とお正月にしぶしぶついてくるぐらいに...。

義母にしてみれば顔を合わせる機会が少なくなったことで、どうしても久しぶりに見た孫の容姿に目が行ってしまい、つい遠慮のない言葉が口をついて出てしまうのかもしれません。

しばらく遊びに行かないと、「最近なかなか来てくれないからさみしいわ」と言われるのですが、連れていくほうもなかなか大変なのです。

どうか孫に嫌われるような言葉を言わないでと願うばかりです。

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