こんにちは。ブログ「キッチン夫婦」を夫婦で運営しているべにゆうです。
夫のK(54歳)、妻のべにゆう(45歳)、夫の連れ子である大学生の息子(19歳)の3人家族で仙台市に住んでいます。
前回は、夫と息子が私に出会う前の大変だった時のことなどを書かせていただきました。
前回の記事:7歳の子を連れて離婚。父と息子で歩んできた道/キッチン夫婦(夫)
今回は結婚を父に伝えた時のことを書きたいと思います。
母とはわりと常日頃話をしている方だったので、 結婚したい人がいることを話すのにはさほど勇気はいらなかったけど、父に話すのにはかなり思い切りが要りました。
父は全然厳格なタイプではありませんが、どういう反応をするかまではなかなか想像できなく、間違いなく驚くだろうとは思っていました。
さぁ、言わなきゃって日。
「私結婚することにしたから」とサラッと言うと
父は「はぁっ?」
「私結婚することにしたから」ともう1度。
「だ、誰が??」
「わたしが」
「はぁ・・・」
と言い、ややうつむき、遠くを見るような表情を浮かべていました。
父のそういう表情をあまり見たことがなかったので、父の複雑な心境を少し見てとれた気がします。父にとってはある意味ショックだったみたい。
私はもう39歳だったので、やっともらってくれる人が出たかと安心して、もっと嬉しそうにされるかと思ってたのに逆でした。
そしてその後、時々軽いため息をつく姿も見られたので、これから夫になる人を紹介する日のことを思うといろんなことが心配になってきたものです。
父はちょっと変わってるところがあって、お友達と長電話するのが大好きなんです。母や私に「いつまでしゃべってるの?もう切ったら?」って注意されるのが父です。
電話で「いや~うちの娘が結婚するんだってさ」と話している声が聞こえるのですが、「それは良かったさ!」と言う相手のお友達に「さっぱり良くもないさ」と繰り返し言っていたみたい。
後から当時の心境を聞いたら
「もう35歳も過ぎて結婚しなかったから、このままずっと結婚しないでそばにいてくれるのかと思っていた。そんならそれでもいいんじゃないかと思っていた」ということでした。
「でもさ、〇〇(当時買っていた愛犬)だって先に死んじゃうんだよ。 お父さん、お母さんだって普通は私より先にいなくなっちゃうんだよ。私は独りで孤独な田舎暮らし...かわいそうじゃん!想像してみてよ」
思わずそう言っちゃいましたが、父が考えていたこともわからなくもありません。
相手はどういう人か気になった父には、年齢、仕事、住んでいる場所、兄弟はいるのか?くらい聞かれたかな。
父と夫になる人を会わせるのはかなりハラハラ。
父は心も広いし優しい人なのですが、言葉遣いで誤解を受けることもしばしばありそれを心配していました。
言葉遣いは気をつけてよーと願い、いよいよ!の日がやってきました。
このことは次回夫が書きます。
お料理ですが、今回は父がパスタはこれしか食べないよって言う、スパゲティ・ナポリタンを紹介させていただきます。
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『懐かしのナポリタン』
材料(3人分)
スパゲティ・・250g 玉ねぎ・・1/2個 マッシュルーム・・9個 ピーマン・・5個 ベーコン・・5枚 塩・こしょう・・各少々 A{ケチャップ・・大さじ7、ウスターソース・・大さじ2、牛乳・・大さじ3}
作り方
①茹でるお湯(塩を加えて)をたっぷり沸かし、麺を表示どおりに茹でる。
②玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマンは細切りにし、ベーコンは1cm幅に切る。
③フライパンにサラダ油を熱し、ベーコンを炒め、野菜類も加えて炒める。全体に混ざるようにする。
④茹で上がった麺を③に加え、混ぜておいた調味料Aも加えて全体に混ざり合うように炒めて、完成。 ※塩・こしょうで味を整えてもよいです
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素朴で懐かしい味わいで、父も夫もとても気に入ってくれています。
次の記事はこちら:「俺はおもしゃぐね!」娘を嫁に出したくない義父。流れを変えたのは...
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50代夫と40代妻、大学生の息子の3人家族。ステップファミリー(子連れ再婚家族)になって6年目。4年前から"おいしいで今日も仲良し"をテーマにブログ「キッチン夫婦」を夫婦で運営。主に日々作った料理と家族の日常をのせています。また、地元東北のおいしい食材を伝えたい思いも強く、ブログを続けている動機の一つです。夫婦それぞれが家族を思って作る料理、一緒に食事をすることで生まれる話題や会話を大切にしています。そのことが私達家族の気持ちにつながりができることを実感してきたからです。いつか本当の家族の『絆』ができることを願いながら。いつか将来息子がこの家族を振り返る時期がきた時に笑顔が思い浮かぶように。
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