「それでいいの!?」失敗しても大丈夫と思えるようになった「出会い」/しまえもん

大学生の長女は一人暮らしで、マイペースなだんな、高校生の次女と3人で暮らしているアラフィフしまえもんです。

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私は高校まで長女なので跡取りとして先が決まっていると思っていました。

実家の家業を継ぐのは嫌でしたが、やることが決まっている安心感がありました。

小心者なので、他の道に進むことは現実的ではなかったです。

でも高校で新聞奨学生という制度を知り、とりあえず専門学校に通っている間はお金の心配がなく進学できることがわかったので、安心して飛び込むことができました。

専門学校卒業後、もし就職先がなくても、実家もあるから大丈夫と思っていたのです。

ところが進学して実家から離れ、その考えが大きく変わりました。

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勤めていた新聞販売所には、色々な人がいました。

私のような学生だけでなく、住み込みで新聞配達業務を専門にしている人もいました。

住み込みで働いている方はそれまでの人生で色々あったのに、食事に行けば賑やかで楽しい人たちでした。

自分が同じ立場になったらどうだろうと考えたらとても絶望的になっていると思う方も、結構あっけらかんとしているのです。

その様子を見ていて、ずっと決まったレールの上を行くのが正解で、外れたら生きていけないんだと頑なに思っていたのに、

「失敗しても、決まったレールを外れても、生きていけるんだ!」

「人間、生きようと思えば、何とでもなる!」

と、それまで感じたことがない開放感を覚えました。

先が分かって安心な部分はまだまだ残ってはいるのですが前ほどは不安になることはなくなり新しいことにもよくわからないけど挑戦してみようと思えるようになりました。

そして人に対しても、以前より寛容になったと感じています。

父は新聞奨学生をさせたことを少し悔いているようですが私はとてもいい経験をさせてもらったと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん


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