「都心の人出にカウントされちゃうから出られな〜い」って、はあ? 港区女子のあきれたマウンティング

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:41
プロフィール:夫と二人暮らしの主婦です。

「都心の人出にカウントされちゃうから出られな〜い」って、はあ? 港区女子のあきれたマウンティング 60.jpg

同い年の女友だちは、結婚して東京の港区に住んでいます。

ちょうど雑誌やネット上に「港区女子」という言葉が登場した頃から、彼女はことあるごとに自分が都心に住んでいることや、自分が「港区女子」であることをアピールするようになりました。

ステイホームでやることがないのか、そのアピールはコロナ禍が始まるとさらにひどくなり、メッセージのやりとりの中で必ず織り交ぜてくるようになったのです。

東京に最初の緊急事態宣言が出て、ニュース映像の中で人のほとんどいないターミナル駅の映像とともに、都心の人出情報が流されていたときは...。

「私の家は港区でしょ、家から一歩でも出ると都心の人出にカウントされちゃうと思うと家から出られな〜い」

なんてことをわざわざ言ってきます。

都心の人出がどこを基準にカウントされているのかわかりませんが、必要最小限の買い物するくらいなら構わないのでは...?

東京オリンピックの開会式や閉会式で都心が交通規制がされたときはこんな発言がありました。

「家の近くが交通規制で通行止めになっちゃったからフードデリバリーが頼めなーい。お腹減ったよ...」

一日くらいデリバリーを我慢して、近くのコンビニにでも買いに行けばいいのに...さらに感染が拡大してデパートで入場規制が始まったときもここぞとばかりに言ってきます。

「デパ地下は私の台所なのにどうしよう、明日からどこでお買い物すればいいの!? 仕方なく普段行かないスーパーに行ってみたけど、どこに何があるかわからないし欲しいものは売ってないし、子どもが騒いでてウルサイくて本当困っちゃう」

都心のスーパーならそれなりに良いものが売っていると思うのですが...というか、彼女はどうしてもデパートで買い物がしたいようです。

「近所に話題の芸能人が住んでいて、報道陣がたくさん押しかけてきて密になっているから怖い」

「近くのマンションに政府要人が引っ越してきたみたいで、いつもおまわりさんがいるから見張られているみたいに感じちゃう」

毎回のようにアピールしてきます。

彼女はいつも「ホント困っちゃう」と言いますが、本当に困っているのか? と疑問に思うことばかり。

困っているふりのマウンティングにしか思えません。

最初の頃は鼻についていた港区女子アピールでしたが、最近は次はどんなネタで「困っちゃう」と言ってくるのだろうと、ちょっと楽しみにもなってきました。

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