<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ひろえもん
性別:女
年齢:57
プロフィール:海辺の街で3匹のネコと夫とゆるゆるな生活を送るフツーのおばちゃんです。
もうかれこれ30年ぐらい前のお話です。
当時27歳の私は、ヘビースモーカーの女性(25歳)を家に呼んで焼きそばをご馳走しました。
テーブルに焼きそばを並べ、さあ食べようかというタイミングで、その女性がタバコに火をつけました。
「まだ食べ終えてない人がいるのにタバコ吸わないでよ!」
なんてレベルではなく、最初からタバコの煙にまみれながらの食事スタートです。
彼女はタバコの煙を一口吸った後に「いただきまあ〜す」と言って焼きそばを一口食べ、また一口タバコを吸って、焼きそばを食べる、そう、まさかの交互食べを始めたのです。
少女のようなくったくのない笑顔を浮かべながら話す彼女の声は全く入ってきません。
怒りを通り越して頭がエラー状態になった私は「タバコ味の焼きそばってどんな味やねん?」と自問していました。
私はタバコを吸わないのですが、両親も姉もヘビースモーカーなので、喫煙者がイヤということはありません。
たまに髪の毛も服も匂うから吸う人とは付き合いたくないなんていう、タバコ嫌いな人もいますが、私は全くそうではないんです。
しかし、この交互食べはさすがに衝撃でした。
そして「ごちそうさまあ〜」と明るく言って、流し台に食べた後の皿を置くまでは「常識あり」だったのに、山盛りの吸い殻をドバーッと皿の上にぶちまけたのです。
ニコチンの茶色い汁と黒い灰が、さっきまで焼きそばを食べていた陶器の皿にべトーッとこびりついているのを眺めながら、多分この人は「食事のときもタバコを吸う」のが当たり前になっているんだなと思いました。
たまたま私の周りにだけ多かったのかもしれませんが、「皿の上に吸い殻の茶色い汁ブシャー」な人は結構見かけました。
そういう人に言いたいです。
非喫煙者だからという次元ではなく、その行為は恐らく世の中のほとんどの人が顔をしかめるどころか、嫌悪感を抱く行為だと気づいてほしいです。
私の夫もヘビースモーカーで、例えばお花畑に行ったとき、深呼吸しようとするタイミングでタバコを吸い始めます。
多分、夫にとっては「リラックスするときはタバコを吸う」の図が完成しているのではないかと思います。
夫は外に出た途端に必ずタバコを吸い始めるので、私はいつも機関車トーマスの後ろにいるようにタバコの煙を浴びています。
そして一番おぞましいのは、夫はタバコに関してだけは「〇〇に比べたら●●は軽すぎるな」と「違いが分かる男」を気取っていることです。
ごはんの味もろくに分からないくせに、と白けた気持ちで見てしまいます。
タバコのうんちくを垂れる夫や、前述の友人のように、生活の中でタバコを吸うのが当たり前になっているヘビースモーカーの人に「吸うな」とは言いません。
ですが、タバコを吸うならマナーを守り、吸わない人のことも考えてほしいです。
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