住んでいた家の扉から下がっていたのは...たまに見えるその家の「過去」。この能力いらなかった...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ひろえもん
性別:女
年齢:57
プロフィール:3匹のネコと夫と海辺の街でのんびり暮らす普通の関西のおばちゃんです。

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私はよく事件の夢を見ます。

見るのは不思議なことに引っ越し直後です。

しかも、その場面が非常に鮮明で、まるで引っ越したばかりの部屋で起きているかのような、現実なのか夢なのかよく分からなくなるほどです。

今から17年ほど前、40歳になろうとしていた私が、あるヨーロッパの都市に住んでいたときの話です。

引っ越して間もない夜のこと、夫が居間のソファで寝てしまったのでそのまま起こさずに、自分だけ細い廊下の先にある寝室へ行きました。

ベッドに寝転んで、しばらくすると眠りに落ちたのですが、気がつくと3人の黒い革ジャンの男が寝室にいたのです!

2人が私の両腕を押さえ、1人が私の上に馬乗りになり、首を絞めているところでした。

「助けて!」と叫ぼうとしましたが声が出ません。

意識が遠のく中で、白い扉にネクタイを掛け首を吊り、ぐったりしている公共交通機関の制服を着た男性の映像が浮かんでいました。

次の瞬間、身体が自由になった私は真っ暗な廊下を這いながら居間にたどり着き、夫を揺り起こしました。

夫の眠そうな表情を見てそこで「夢?」と初めて気づいたぐらい、何もかもが鮮明すぎました。

後から知ったのですが、この家は先ほど見た公共交通機関の職員か警察官が優先的に入れる公営住宅でした。

通常10年待ちの人気住宅だったようなのですが、なぜ突然空き室になったのか理由は知りませんでした。

そこで隣人に尋ねたところ「不慮の事故と聞いたけど...若かったのに変だね」とのこと。

それ以上、深く聞くことはできませんでした。

その後、雑誌の特集で夢でみたものと全く同じ光景を見ました。

「交通機関はストレスが多い職場で、自ら命を絶つ方も多い」という記事にうちの寝室の白い扉の写真が添えられていたのです。

前の住人は寝室で自殺をしてしまったのかもしれません。

それ以降、部屋で幽霊を見ることはなかったのですが、日本に戻りしばらくたった後、今も住んでいる新築の家に引っ越しました。

引っ越した夜、台所の白い壁に何か飛沫のようなものが飛んで、ガラスに張りつい夢を見たのです。

「新築なのに?」と思ったのですが、引越しのご挨拶の際に、裏の空き地の所有者の方が草刈りをしていたのですが、その方からなるほどという話を聞いてしまいました。

この家が立つ前にここにあった家は、大震災で家屋が倒壊し、お気の毒にもここで年老いたご夫婦がお亡くなりになったそうなのです。

新築ならば大丈夫というわけでもなかったのですね...。

この引っ越し後に見る何かを知らせるような夢、平たくいえば事故物件が分かるというだけなのですが、いかにもお節介で余計な能力が私には備わっているようです。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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