<この体験記を書いた人>
ペンネーム:はおり
性別:女
年齢:58
プロフィール:専業主婦です。子どもは3人、20代で皆独立しています。趣味は猫と遊ぶことと断捨離です。
私は2年前から断捨離をしています。
20代の子どもたちが3人いますが、2年前には3人とも独立して、同じ歳の夫と2人の生活になったことがきっかけです。
断捨離は子ども部屋から始めて、夫婦の寝室、リビング、最後はキッチンを整理し、いらなくなったものは処分しました。
子ども部屋、夫婦の寝室は、比較的にすんなりといる、いらないの判断ができて楽でした。
着られなくなった洋服、いらない書類や小物類もさっさと処分したのですが、問題はキッチンの食器でした。
食器が好きで集めているわけでもないのに、整理していくと案外多いのです。
引き出物でもらったロイヤルコペンハーゲンの大皿、友人からもらったミントンのコーヒーカップセット、スプーンやフォークのセット、母からもらった高そうな和食器、等々です。
これらは普段は使っておらず、親戚や友人、主人の会社の人たちが来たときだけ使っていたため、ほとんど新品同様でした。
あとは、飲食店でもらったオマケのコーヒーカップ、お皿などもいっぱい出てきました。
考えてみると、普段は同じお皿やマグカップばかりつかっているので、それらは少し使い込んだ感じが否めず、取り替えたいと思っていました。
そこで、この際だからお客様用のお皿やコーヒーカップ、大皿を普段使いしていこうと決めたのです。
まず、おまけで貰ったコーヒーカップ、お皿は最初に処分しました。
その次は、普段使いのお皿や茶碗、マグカップですが、これは愛着があるため少し悩みました。
考えた末、カレー皿、グラタン皿、お茶碗、味噌汁用お椀など数点だけ残して、大半を処分。
結果、ブランド物の大皿2枚、小皿5枚、コーヒーカップ5客、サラダボウル1つ、高級そうな和食器が数点だけ残りました。
客用だったロイヤルコペンハーゲンの大皿にサラダを盛りつけ、ミントンの小皿を夕食のテーブルに並べたら、主人は「今日は誰かお客さん来るの?」とビックリ。
「これからは、客用のお皿を普段使いにしていこうと思ったの。自分たちをもてなすのも良いと思わへん?」
「へえー。それ良いな」
主人もそう笑って賛成してくれました。
コーヒーを飲むときも以前のオマケのマグカップではなくミントンのコーヒーカップで飲んでいます。
それだけで、とても贅沢な気分になってくるから不思議です。
先日、一番下の娘が夕食を食べに来たときも、客用皿で盛り付けたら「今日は、凄い豪華に見えるね。どうしたの?」と言いました。
そのときのメニューは、ハンバーグ、サラダ、煮物と特別なメニューではありませんが、皿が違うだけで普段と同じメニューも豪華に見えるんだと思います。
客用皿を普段使いにして、自分たちをもてなすという考えは成功だったと自負してます。
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