脳梗塞の後遺症が残る義父。小狡く、なし崩しでリハビリをサボろうとする姿にイラッ/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。今から20年以上前、私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

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脳梗塞の後遺症で右半身に麻痺が残った舅が、週1のリハビリに全く来ていないと病院から連絡があった。

一度家族の方と一緒に来てくださいと呼び出しされ、舅を連れて病院のリハビリ室まで行った。

リハビリ室での舅は、さながら懇談会で保護者と一緒に担任教師の前に座っている生徒のようだった。

しかしながら、子どもじゃないので叱られる訳でもなく、なぜ今までさぼっていたのかを問い詰められる訳でもない。

年寄りを責めてもどうしようもなく、むしろリハビリの必要性を再度説明し、これからも続けましょうねと優しく諭すように理学療法士の先生は話した。

出来れば週1ではなく1日おきに通う方が良いとの事だったが、私もそんなに暇ではない。

かと言って、舅を一人で週3~4日も通わせるには信用できない。

長年舅を見て来たが、姑の前では空気のような存在だった割には、同居して一緒に居る時間が長くなればなるほど小狡(ずる)い所がある事が分かった。

いわゆる「バレなきゃ何やっても平気」で、「バレるまでは好き勝手やろう」というタイプだ。

バレたらひたすら謝り倒し、ただその時が過ぎれば良いと思っている。

まさに夫がそれを受け継いでいるんだとがっかりしたが、子どもは成長するが年寄りはせいぜい現状維持が関の山。

リハビリに通うのは今まで通りの週1で、自宅で毎日30分程度の運動をする事になった。

もちろんそれは私の担当になるので、先生から簡単な運動を教えて貰って帰宅した。

翌日、夫や子どもらが家を出てから舅に先生に言われたリハビリのメニューを朝の時間に済ませておこうと言うと、「そんな事言われたかな?」ととぼける。

「昨日はなんの話をしに私が行った訳?」と問うと無言。

「これこれこう言われたやろ?」と言っても「そやったかな?」と首をかしげる。

こうやって私が呆れて諦めればリハビリをせずに済むと思ってか、なし崩しにする気だ。

「お義父さん、リハビリしないと散歩にも出しませんよ?」

私はニッコリ笑って舅にそう告げた。

舅は観念したのか、私がリハビリの先生に聞いて作ったメニューをこなそうとしていたが、明らかに手抜きで「やってます」のふりをしているだけだった。

そんな程度の事の為に病院まで行った訳じゃない。

理学療法士の先生に教わった通りに舅にさせるため、身振り手振りで舅に教えたが、ものの5分もしないうちに「疲れた」を連発する。

「ちゃんとやらないから疲れるんです。これを続けて行く事で体が慣れてくるんよ。なんなら毎日の様に病院に連れて行ってリハビリを受けて貰ってもええんやけど? これは先生から指示されたメニューなんやから、お義父さんにとって大変な量じゃないよ。先生はこれくらいで良いなんて事は言わないと思うけど」

実際本当にそんなにきついメニューじゃない。

両手で棒を持ってバンザイするのを10回。

健康な方の腕で不自由な方の腕を引き上げるように伸ばすのがポイント。

手すりにつかまって片足で立ち、腿上げを10回づつを両足。

出来るだけ膝が直角に近くなるように曲げる。

それを30分くらいかけてゆっくりでいいからと。

なのに、肩までしか手を上げないし、足も床から10センチほどしか上げていないのに声だけ「い~ち」と大声で言う。

それで「もう済んだ」と言うので、本当に小狡い。

舅本人が不自由なままでも、出来ない部分は誰かにやって貰えばいい事だと思っているから治す気が無い。

迷惑を掛けているという自覚が無い。

そりゃあ好きで脳梗塞になった訳ではないだろうが、糖尿病なのに好きなように飲み食いしていた結果がこれだ。

それも脳梗塞後も盗み酒を何度も見つかり、散歩に行くと言っては駅前の自販機でビールを買って飲んでいたくらいなので自覚が無いにもほどがある。

これが本人がまだリハビリに熱心であったり、生活を見直そうと介助者に協力的であれば別だが、あとは野となれ山となれで、世話になるのは当たり前とばかりの生活ならば、気持ち良く面倒を見てやれと言うのには、無理としか言いようが無い。

そんな事が半年ほど続いた頃、舅が介護認定を受けたケアマネさんの所に一緒に行ってくれと言う。

なんと、舅は家族に内緒で介護施設への入所をお願いしていたのだった。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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