「さすが役立たずの嫁ね!」子どものことで義母に叱責されるママ友を救った力強い一言

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:53
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。

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私は今年53歳の兼業主婦です。

夫(54歳)との間に2人の息子(24歳と19歳)がいます。

これは20年ほど前、私がまだ2人目の子どもを出産したての頃の話です。

産婦人科でよく一緒になるAさんというママ友がいました。

Aさんと私は出産予定日が近く、定期健診のたびに顔を合わせていたので顔なじみとなり、仲良くお茶に出かけるような関係になりました。

出産のときも入院期間がかぶり、お互い「元気な赤ちゃんを産もうね!」と励まし合う私たち。

私が出産したすぐあとに、Aさんも産気づいたそうで、子どもの誕生日も一日違いでした。

その後も健診日が重なったりすることが多かったので、そのままママ友として仲良くさせてもらっていました。

しかし、ある日私が息子と一緒に健診に行くと、家族で健診に来ていたAさんたちが騒いでいるではありませんか。

私とAさんが仲がいいことを知っている馴染みの人に何があったのかと聞くと、こそっとAさんの息子さんに難聴があることが発覚したのだと教えてくれました。

そもそも赤ちゃんの様子がおかしいとAさんから相談を受けていた私も、思わず「えっ」となりましたが、様子を窺うとそのことでAさんが取り乱しているわけではありません。

なんと子どもに難聴があることを知ったAさんのお義母さんが、病院内でたくさんの人がいるにもかかわらず、Aさんを責め立てていたのです。

Aさんはなんとかお義母さんをなだめようとしていたのですが、怒りは収まらないようで、ついには...。

「さすが役立たずの嫁ね! まともな子どもも産めないなんて! 息子とは離婚してもらうから!」

そんな信じられないようなことを大きな声で言い放ったのです。

よその家族の話に踏み込んでもな...と思い、様子を見守っていたのですが、その義母の言葉に一気に怒りがこみ上げました。

ともに大きくなっていくお腹を見せ合い、もう少しね、頑張ろうねと励まし合ってきたAさんが、そんなことを言われたことに腹が立ちました。

そもそもまともな子どもって何なのだろうと憤りを感じ、私は息子を抱いて立ち上がろうとしました。

しかし、その前にAさんの夫が「離婚しないから」ときっぱり言い切ったのを見て、もう一度その場に座り直しました。

Aさんの夫とは何度か会っていましたが、とても温和な方で自分の主張を通すというイメージではなかったのですが、自分の母親にあれだけはっきり言えるなら、大丈夫かなと肩の力が抜けたのを覚えてます。

その後、Aさんの夫は一緒に住んでいた義母と別居することに決めたとのことで、Aさんは家族3人で暮らすと言っていました。

幸い、Aさんのお子さんの難聴はそこまでひどいこともなく、他の子どもと変わりなく、元気に保育所や幼稚園に通っていました。

Aさんとは今でも年賀状などのやりとりをしていて、子どもたちももうすぐ成人だねなんて話をしています。

あのときのAさん夫の一言がなかったら、私は本当に怒鳴り散らしていただろうと思います。

今、思い出しても許せない出来事でした。

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