<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:44
プロフィール:家族は、夫(47歳)、高校3年生の娘、中学1年生の息子、愛犬ポメラニアン。結婚19年目の主婦。
義妹(41歳)は超自己中心的で、私たち家族はいつも振り回されています。
少し前に義父(72歳)の肺がん疑惑で大騒ぎをしたことがあったのですが、そのときに一応、義妹にも伝えようと電話をかけました。
私が「もしもし」と言うと、いきなり不機嫌な声でした。
「あ、お義姉さん? 私さチョコ(義妹が飼っている犬の名前)の介護が大変で体調を崩しちゃっているし、チョコの世話が忙しくて話している暇ないから」
そう言って一方的に電話を切られてしまいました。
超自己中心的な義妹の行動や言動には慣れていますが、「はぁ~」と思わず大きな溜息が出てしまいます。
その後、義父は再検査で何の異常もないことがわかったので、義妹には電話を切られた以降は連絡はしませんでした。
ところが数日前、いきなり義妹から「今日も庭で変死体」とLINE が...。
意味不明な内容のLINEに困惑していると、数分後に次々とメッセージが届きました。
「ワクチン受けれず恐怖で気が狂う」
「世界がコロナで崩壊する前に私は崩壊する」
返信に困って、主人(47歳)に相談すると「また、いつものイライラが始まっただけだろうから放っておけばいいよ」と言います。
今までの経験上、イライラしているときの義妹は普段以上にキレやすいことを私も重々承知しているので、触らぬ神に祟りなしと放っておくことにしました。
すると、1時間後、物凄い剣幕で義妹から電話が来ました。
「お義姉さんは冷血だよね! 私が何度も助けてほしくてLINEを送っているのに完全無視するなんてひどくない? 血がつながっていない妹のことなんて心配じゃないんだね」
あまりの言われように私もムカっときました。
「無視していたわけではなくて、あのLINEの内容じゃ何を言いたいのか全く分からないから返信のしようがなくて私も困っていたのよ。辛くて助けて欲しいなら率直にそう言ってくれたらいいんじゃない?」
「はぁ~。想像力のない人には伝わらないのか...。私は体調が悪くて、庭で洗濯物を干していると貧血になって倒れてるのよ!」
倒れたのにLINEは送れたのか...この時点で意味不明でしたが、義妹の勢いは止まりません。
「体調が悪いからコロナのワクチンも受けられず、外に行くのも恐怖で、それに加えチョコの介護もあるからノイローゼになりそうなのよ。私がこんなに追い詰められているのに家族は連絡もしてこないってどういうこと?」
そんな相変わらず自分中心の文句を言ってきたのです。
私も反論したいことは山のようにあるのですが、義妹に反論すると本当に面倒なことになるのでグッと我慢しました。
気づいてあげられなくて悪かったと謝り、事を収めましたが気持ちのモヤモヤは収まりません。
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