<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みけ
性別:女
年齢:52
プロフィール:両親と同じ敷地内に住んでいる52歳自営業。
私は読書が好きで、寝る前に30~40分ほど本を読むのが長年の習慣です。
特に休みの前の日は夜更かしをして2時間ほど読むことがあります。
その習慣に3年前から「お菓子を食べる」習慣が加わってしまいました。
きっかけは、近くのディスカウントストアで大袋の柿ピーを見付けたことです。
大の柿ピー好きである私は、その量とお得な金額に「買わなきゃ損」とばかりに迷わず購入しました。
そして、その日の夜に本を読みながら口さみしく感じたときに、買ってきた柿ピーを食べようと思い立ったのです。
寝る前のタイミングで間食をする罪悪感がありましたが「ほんの一握りならいいでしょ」と言い聞かせてポリポリ。
悪しき習慣のスタートでした。
「ほんの一握り」のはずが、もう少し、もう少しと量が増えて行き、柿ピーだけでは納得できずに他のお菓子も食べるように。
気が付けば、1年後には最初の頃の倍以上の柿ピーに始まり、小袋のスナック菓子、クッキーや和菓子と続いてマルチサイズのアイスが2個でフィニッシュするのがお約束になってしまいました。
「さすがに食べ過ぎだろう」と自覚はあるのですが、困ったことにこの新しい習慣がいつしか日々の楽しみに。
頭の片隅に浮かぶ罪悪感にも「これがストレス発散なの」「人に迷惑かけるわけじゃないし、かわいい楽しみだよ」と都合よく抹殺です。
しかし、1年半を過ぎた頃から抹殺できない現実がやってきました。
体重が増えました...当たり前ですよね。
ちょっと服がキツイかな? と感じていたときに、母から「輪郭が丸くなったね」と言われてしまいました。
焦ってとっさに否定したのですが、親はごまかせません。
食事の量が変わらないのになぜか? と問い詰められて大人しく白状すると、案の定、ドン引きです。
「子どもじゃないんだから! どうりでこの頃、お菓子ばっかり買ってると思った」
久し振りに怒られてしまいました。
恥ずかしい気持ちはありましたが、親とは食事は一緒でも住まいは別々なので、ノンストップで継続しています。
今年に入ってからは、体脂肪や糖分の吸収を抑えてくれる飲料を飲むことで、ちょっとだけ抵抗しています。
この頃では、母の目を気にしつつも、この夜食のために夕飯の量をセーブするようになってしまいました。
そうやって増やした夜食は胃の負担になるのは当然のことで、胃がもたれるようになっています。
もともとあまり胃が丈夫でないせいもあり、胃薬を飲んで寝るのも習慣になってきています。
身体をいじめている自覚はあって、やめなければと思いつつもやめられません。
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