<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子
性別:女
年齢:45
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
義理の家族は、結婚当初から現在に至るまで夫(44歳)にしつこくお酒を勧めてきます。
私はお酒を飲めないと言ってあるので勧められません。
でも、夫には嫌になるほど勧めてくるのでとてもモヤモヤします。
結婚以来、義理の実家には夫の運転する車で行きます。
いつも到着するなり義母(当時53歳)が「早く! 今のうちに飲みなさいっ!」とすごい勢いで夫(当時30歳)にビールを出してきたので、結婚当初はとても驚きました。
夫が断っても諦めず押し問答になっているので、私からも「車なので」と言うと「夏子ちゃんは頭が固い」と、なぜか私を非難してきます。
義父(当時55歳)も「今飲めば帰るまでにさめるよ」と毎回しつこいのです。
結局、夫は350ml缶を受け取り口をつける羽目になっていました。
半分くらいは残すのですが、飲んでしまうとアルコールが完全に抜けるまで帰れないので参りました。
興味のないテレビをダラダラ見て時間をつぶしながら、自宅にやり残してきた家事のことを考えて憂鬱になったものです。
しかも、義母は自分が夫にお酒を勧めておいて、私と二人きりになると「あの人(夫のこと)太ってきたわね。あんまり飲ませないでね」と言うのです。
そのくせ帰りにはビールの6缶パックを数個、車に積んできます。
我が家に来るときも必ずお酒を持参。
飲ませたいのか飲ませたくないのか...発言と行動が矛盾しているので、余計にストレスを感じていました。
30代後半くらいまでは、夫も根負けして飲んでいました。
ところが2011年に生まれた子どもが成長するにつれ、家族に対する責任感が強くなってきたようです。
車で義理の実家を訪問したときは「もし事故でも起こしたらどうするの?」「俺が働けなくなったら、こいつら(私と子どもを指さし)大変だから」と、どんなに勧められても決してお酒を飲まなくなりました。
それなのに、義父はいまだにお酒を勧めてくるのでとても不思議です。
義理の両親だけではなく、義妹(現在43歳)もどうやら同じ考えのようです。
遠方に住んでいる義妹が帰省すると、我が家も揃って会いに行きます。
車で来ていると知っているので義妹から夫にお酒を勧めることはしませんが、自分の親がしつこくお酒を勧めているのを見ても止めてくれません。
義妹が我が家に来るときの手土産はいつもお酒。
ケース1箱のビールなど、量も多めです。
2021年の夏、コロナ禍で帰省しないと夫に連絡がきた際は「ビールを送りたいけど、銘柄は何がいい?」と。
気を使ってくれているのでしょうか...。
夫は「酒はいらないよ。控えているんだ」「本当にいらないんだ」と何度も電話口で断っていました。
それにも関わらず、ご挨拶のために電話を変わったら「最近、ビールは何を飲んでいるの? 送るから」という義妹。
私から「先日の健康診断の数値が悪かったので、お酒は遠慮したいんですが」と伝えたら、ビールの代わりに焼酎が1ケース届きました。
お酒が好きなのに健康のために控えている夫は、家に大量の焼酎があるので前より我慢が辛そうな様子。
予定よりつい飲みすぎて自己嫌悪に陥っている姿を目にすることもあります。
義理の家族は夫のことが大好きで、きっと夫を喜ばせたいのでしょう。
でも、断っているのに何度もお酒を勧めたりプレゼントしたりするのはどうなのでしょうか?
ついモヤモヤしてしまいます。
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