これは今から約10年程前、脱サラして居酒屋を始めた大将とその妻である女将に起こった出来事です。
現在の私はパートをしながら近くに住む孫たちに囲まれて平穏な日々を送っております。
前回の記事:このメールは...浮気相手の名を「〇〇ゴルフクラブ」と登録しキモいやりとりをしていた夫/オキガネ
お店オープン以来一生懸命働き、乳ガンを克服し浮気を許し、仕事は大変でもやりがいのある毎日が過ごせると信じていた私でしたが、ものの見事に旦那に裏切られました。
浮気相手とは別れたと言ってたはずなのに、即日? 寄りを戻した?
いやいやそもそも最初から別れる気なんかサラサラなくて、どのように私を騙し通せるかということに一生懸命だったようです。
残念でしたね、直ぐに気付いてしまいましたよ(笑)。
脇が甘いわ~甘すぎるわ~。
いや、私の事を舐めてるだけか。
表向きは別れたと言っといて、裏ではきっちり付き合っていたんだものね。
もうこの先旦那が謝ってきても二度と許すもんか。
そう私が決心したのは言うまでもありません。
旦那はやはり私の事を舐めているようで、暫くするとまた元のSNSに戻って浮気相手とやりとりをしていました。
色々と猛勉強した私はこのSNSをパソコンでも見る事が出来るのだと気付きました(あっ、今現在はセキュリティが厳しくなっているようでその方法は使えなくなっていると思います、多分)。
元々ノートパソコンは家族所有のもので、旦那は自分用のパソコンも所有していました。
こちらは主に店の管理等に使っていましたが、旦那が私用で使うこともありました。
なのでノートパソコンの方にも旦那のデータが残っているのです。
苦難の末に私はノートパソコンで旦那のSNSを見る事が出来るようになりました。
旦那の不倫が発覚してしてから紆余曲折ありましたが、旦那は不倫女とは別れて私たちはすっかり通常の生活に戻っていました。
......と、思っているのは旦那だけです(笑)。
私は元から旦那が不倫女と別れていなかった事に気付き証拠を集めてやろうと模索していました。
探偵を雇う?
給料など貰っていない私にはそんなお金などありません。
自分で調べるしかないのです。
あれから数カ月経ちました。
客商売ですからお盆が過ぎてから夏の連休をとる居酒屋。
子ども達が小さい頃は、毎年家族で飛行機で一時間程かかる旦那の実家に帰っていました。
さて、今年はどうしよう。
近年では子どもたちも忙しくなり、私たち夫婦だけで帰ることも珍しくなくなりました。
しかし、あんな事があって旦那と二人で長旅をする気になどなれません。
私は数年前に患った病気を理由に旦那の実家に行く事を断りました。
そんな理由があれば実家のご両親にも何も言われないでしょうし。
旦那は車で約半日かかる距離を一人で帰る事にしたようです。
さて、鬼の居ぬ間の家で居酒屋の仕事もない私は覚えたてのノートパソコンを見ていました。
あちらこちらと見ていると、携帯が鳴りました。
「今、地元ちかくのパーキングエリアです。」
「無事(実家に)帰宅出来そうです。」
そんな愛想もクソもないメールが届いたのです。
あっそう、良かったね。無事なんだ?
ふ~~ん。
......事故ればイイのに。
私は心でそう思いながら、これまた愛想のない文面で「無事に着いて良かったです。」と返しました。
そしてまた、パソコンに目を移す私。
先ほどの私へのメールと似てはいるけど、全く違う文章がその画面の中にありました。
そこには私にメールをしてから間髪入れないで、不倫女宛てに打ったテンションの高い文字&絵文字があったのです。
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