こんにちは、あぽりです。夫と、大学生の息子と、高校生の娘の4人家族です。
私には、約1年以上前に倒れてから要介護1になった母がおります。
前回、病院搬送から8時間も病院にいた経緯を書きました。
前回の記事:母が乗った救急車の受け入れ先が見つからない...一睡もできなかった夜/あぽり
次の日を迎えた私は、朝から母の入院する病院へ向かいました。
ドクターから状況を聞くと、現時点では母の倒れた原因はまだ分からないとのこと。
あんなに長い時間検査をしたのにまだ分からないですって!?
原因を見つける為に検査入院することになりました。
この検査入院が4か月もかかるとはその時は思っていませんでした。
そうです、母は検査だけで、4か月も時間がかかったのです。
そして、結局は原因が分からないまま退院することになったのですが、それまでのお話を書いていきたいと思います。
まず、最初に異常があったのが「心臓」。
1件目の病院でも指摘され、循環器の専門医がいないので2件目の病院に搬送されたのです。
2件目の病院でもやはり心臓に問題があると指摘を受け、「たこつぼ心筋症」と言われました。
たこつぼ心筋症とは、大きなショックを受けることにより、一時的に心筋梗塞のような症状を引き起こすものだそうです。
心臓の収縮に障害が起き、たこつぼのような形になる事からこの名前が付いていますが、倒れた事によるショックで引き起こしたのでしょうと言われました。
しかし、確かに心臓に異常はあったけれど、これは安静にしていれば治るもので、身体が麻痺したみたいに動けなくなるのはおかしいとのこと。
「これからじっくり原因を探っていくので長い入院になることを覚悟して下さい」と言われました。
母のその時の状態は、首から下が全く動かなく、息が出来て言葉が話せるだけで他は何も動かない、寝たきりの状態になっていました。
まるで糸の切れた操り人形のよう。
当時の私は、この状態の身体が回復するとは思えなくて、「一生寝たきり」というワードが思い浮かび、また絶望の壁にぶち当たるのでした。
私の実兄が遠方に住んでいるのですがこちらに来てもらいました。
母親のこの状況を見せることと、 これからのことを兄妹で話し合うために。
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