<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぽに子
性別:女
年齢:46
プロフィール:小・中学生の子どもがいる兼業主婦です。パートで働きながら、自分時間も大切に生きたいと思っています。
私は現在結婚15年目で、夫も私もそれぞれに甥と姪がいます。
夫側の甥、姪(義兄の子ども。共に幼稚園児)とは会う機会も多いので可愛がっています。
私側にも甥(この春に高校生)、姪(小学生)はいますが、もう大きいしなかなか会う機会がありません。
それもあって、夫側の甥姪は余計に可愛いですね。
誕生日やクリスマスも私が「何がいいかな?」と考えてプレゼントを選び手渡しすると、「おじちゃん、おばちゃんありがとう!」と甥も姪も喜んでくれます。
夫はもともとマメな性格ではないので、義両親へのプレゼントもいつも私が選んでいます。
むしろ結婚してから初めて、義両親は誕生日や父の日・母の日のプレゼントを夫から受け取ったようです。
私自身はプレゼントを選ぶのは好きですし、嫁の立場だし、それでいいかなと思っていました。
しかし、つい最近のことです。
私側の甥が高校生になったので、お祝いを渡しました。
高校入学だと何かと入用だし、普段は会う機会がなく誕生日プレゼントもあげていないしと思い、甥に5万円、実弟に5万円を包みました。
一応私と夫からということですが、額も大きいし、お祝いに対してケチをつけられたくなかったため、自分の口座から出しました。
私が出したということも、夫にはちゃんと伝えました。
そして5月の夫側の甥の誕生日の日、夫がちょっと引っ掛かることを言ってきました。
甥には3千円ほどの誕生日プレゼントを買っていました。
毎年絵本と、小さなおもちゃを渡しています。
これなら遊べるかな? とか、こういう本なら面白そう、とか考えながら私が選びます。
それも実は自分で好きなものを選びたいので、私のお小遣いの中から支払っています。
夫は日頃甥や姪をとっても可愛がっているのですが、それでもイベントには無頓着で実は誕生日すら把握していません。
私は早めに購入して準備しているのですが、当日になって慌てて「誕生日プレゼント、何か買ってきた?」と私に聞いてくるのが恒例行事なくらいです。
今回も、どうせ覚えていないんだろうなと思ったので、夫に確認もせずに私は買いました。
案の定、誕生日当日。
「あ! 誕生日だった...」と言うので、私は無言で包みを渡しました。
夫はいつも、まるで自分で選んだかのようなドヤ顔で甥や姪にプレゼントを渡しているので、いつもの流れなのです。
ですが今回は「いくらだった?」と聞いてきました。
いつも金額のことは聞かないのにと思いながら「3千円ちょっとだったよ」と私が言うと、「君の甥の入学にはあれだけお祝いを渡したのに...」とぶつくさ文句を言われたんです。
えー! と驚きました。
びっくりするやら呆れるやらです。
プレゼントやお祝いの金額は、比べられないものだと思います。
特に幼稚園児のお誕生日祝いと、高校の入学祝いではわけが違いますよね。
しかも実弟は私の子が中学校に入学したときにも、同じようにたくさんお祝いをくれました。
それでふっと思い出したのは、義兄が私の子が中学校に入学したとき、お祝いをくれなかったことです。
比べたくはないですが...比べてしまわずにはいられません。
そして何よりカチーンと来たのが「君の甥」という言い方です。
結婚したらお互いの甥、姪なのに。
私の甥や姪のことはどうでもいいのかなと、悲しいやら腹が立つやら。
今後は夫側の甥、姪のプレゼントやお祝いは、全て夫に請求していこうと決めました。
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