皆様こんにちは、『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人〝くるぴた〟です。
ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。
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私が北海道へ渡り、元夫のマンションに転がり込んでから、最初の1年くらいは籍を入れていませんでした。
理由はいろいろですが、これまで遠距離恋愛だったため、一緒に生活すると考え方の違いなどが出てくるだろうし、関東と北海道では、気候や生活習慣なども違うことが多々あり、まずは私がこちらの生活に慣れてから入籍しようという話だったのです。
その同棲生活の間、私は某巨大掲示板をあまり見なくなっていましたが、元夫のほうはまだまだ盛んに書き込みを続けていました。
東京への出張が時々ある仕事に就いていたので、1人で上京し、オフ会などに参加することもあったようです。
しかし時にはそれが一対一でのサシオフ会で、しかも相手が男性ならまだしも、女性だったこともあったらしいのです。
ときにはなぜか掲示板で知り合った女性の息子さんが我が家に泊まりに来たり、ネットの知り合いが札幌に来ることになり、元夫が観光案内を頼まれたからと、休日に家を開けたりすることもありました。
当時、元夫はその独特の文体や雰囲気で、掲示板上ではそれなりに女性に人気がありました。
人生初のモテ期です。
それで、何か勘違いしてまったのでしょうか... その中の1人の女性と、こっそり浮気を始めたのでした。
なぜそれが発覚したのか...?
それはある時、掃除をしようと彼の部屋に入った時のこと。
パソコンが点いたままになっていて、その画面をたまたま見てしまったのです。
モニターに映っていたのは、例の某巨大掲示板の、普段私が見ないようなジャンルの板の、とあるスレ。
そこに繰り広げられていたのは、元夫と掲示板の常連だった女性とのラブラブ交換日記でした。
最初はまさか自分の夫がこんなことを...と信じられませんでした。
それでも「すぐ問い詰めるより、しばらく様子を見よう」と、こっそりスレタイをメモして、自分のパソコンでスレの最初から、じっくりと読んでいくと...
「愛している」だの「寂しい」だの「切ない」だの、私とのやりとりではほとんど見たことがないような熱烈ぶり。
しかも、私が都合で実家に帰省している間に、今私達が住んでいるマンションに呼び寄せて泊めていたことが判明したのです。
私が北海道に来て、最初に連れて行ってもらったドライブデートと全く同じコースでデートしていたのも腹が立ちますが、何より私のベットに彼女を寝かせていたのが腹が立ちます。
そして、元夫が私のことを「行く当てないのを拾ってやっただけで、情しかない」みたいなことを相手の女性に書き連ねているのを見て、こりゃダメだと思いました。
もともと東京に住んで仕事してたのが、こっちに来たせいで行く当てが無くなっちゃったのに、何を言っているのかと...
アラフォーにもなって、元夫のような人を信じてしまったのがとても悔しく、まだ北海道に来て半年も経っていないのにこんな状況になって、絶望感を味わいました。
恥ずかし過ぎて、東京にも地元にも戻れません。
しかし、その後もしばらく観察していると、風向きが少し怪しくなってきました。
そのラブラブスレの存在がその板の住人たちにバレてしまったのです。
ほとんど男性しかいないような板で、そのスレは異端でした。
気がつけば元夫と女性は、板の住人たちに「板違いだ、出て行け」と叩かれるようになっていました。
2人がラブラブなことを書き始めると、他の人たちが荒らすような書き込みをしてきます。
しまいには書き込み数が1,000になるまで関係ないことを連続投稿して、スレを落としてしまいました。
それでもしばらく私の見えないところで2人は続いていたようですが...
ある日、元夫が突然「目が覚めた」と謝ってきました。
相手の女性は男の子2人を持つシングルマザー。
本気ならこの子たちの父親になってほしいみたいなことを言われたのがきっかけで気持ちが冷めたようです。
それはそれで最低ですが。
とはいえ私のほうも、正直このまま入籍したくありません。
生活が落ち着いて仕事が決まったらこのマンションを出よう。
そう心に決めていました。
しかし、しばらくたったある日、マンションに元夫のお母さんが不意に訪ねてきて、私が同居しているのがバレてしまいました。
元夫以外は公務員という真っ当なあちらのご家族に「年齢的にちゃんとしないとダメ!」と猛プッシュされ、結局籍を入れることになったのです。
ある意味逃げ損ねてしまったともいえます。
そして、そのまま結婚生活に突入し、静かな日々が始まったのです。
でも、その平穏も長くは続きませんでした。
【まとめ読み】モラハラ変人夫と熟年離婚へ! くるぴたさんの記事リスト
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