<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女
年齢:43
プロフィール:小学生の子どもが二人いるパート主婦です。
遠方に住む義母(80代。同じく80代の義父と2人暮らし)はいい人なのですが、やや神経質というか心配性な面があります。
そして、何かあると連絡が来るのは息子である夫(44歳)ではなく嫁の私です。
先日、義実家の固定電話が新しくなりました。
ナンバーディスプレイ機能があるもので、義母はさっそく固定電話へ知り合いの電話番号をたくさん登録しました。
そのときも登録方法がわからない義母は、私へ連絡。
私はインターネットで固定電話の説明書を見つけ、それを見ながら義母の携帯へ電話をかけ、口頭でやり方を教えました。
これだけでも大変だったのですが、ナンバー登録は一度すれば終わりです。
登録さえ終わればすぐに電話を掛けたい人にかけられますし、登録している番号からかかってくれば、音声で「〇〇さんからお電話です」と教えてくれます。
義母の生活が便利になるのはうれしいことなので、よかったと思っていたのですが、ナンバーディスプレイ機能が新たな問題を招いたのです。
義母は不在だったときにかかってきた着信履歴で、知らない番号があるととても不安になるようなのです。
そのたびに私に電話をかけてきて、表示された電話番号を読み上げ「誰がかけてきたのかしら?」と聞いてくるのです。
最近の義母からの電話の内容はほとんどがこれ。
その度に私はその電話番号をネットで検索し「これは●●社の営業電話な可能性が高いですね」などと伝えるのですが、そこから質問攻めが始まります。
「なぜ? なぜ営業電話がかかってくるの? なんでうちの電話番号を知っているの?」
「きっとプロバイダがこの系列の会社なので、そこから電話番号が伝わってるんじゃないでしょうか...」
「いやだわ~怖い! なんなのかしら!」
不安そうな義母をなだめるのに、毎回10分弱はかかります。
また、検索してもなんの情報も出てこない電話番号の時は余計に大変です。
根拠なく「△△さんかしら...」と自分が思い浮かんだ人の名前を口にする義母。
「じゃあ△△さんにお電話してみたらどうですか?」
なぜそう思うのか不思議に思いつつも促してみると、少したった後また折り返しの電話がきます。
「△△さんじゃなかったわ」
そうですよね、そうだと思いました...。
「でも誰だったのかしら?」
そう言われてもわかりません...。
義母の性格を考えると時間はかかるかもしれませんが、知らない番号から電話がかかってくることはよくあることだと慣れてもらうのを待つしかないと覚悟しています。
こんな義母を突き放すわけにもいきませんし、今後もしばらく対応するしかないのでしょう。
もし願いが届くのなら、営業電話を掛ける方、留守番電話に所属と要件を残していただけると、私がとても助かります...。
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