「お母さんのご飯のレベルが低すぎる」いくらなんでも理不尽すぎる、息子のコロナ休暇中の言動

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:むらまゆ
性別:女
年齢:44
プロフィール:専業主婦です。夫は46歳の公務員、息子は高校三年生です。

「お母さんのご飯のレベルが低すぎる」いくらなんでも理不尽すぎる、息子のコロナ休暇中の言動 1.jpg

最近、息子(17歳、高校3年生)が突然言った言葉にゾッとしました。

「お母さん、去年みたいにまた学校休みになったら、家にずっといれるのになあ」

2020年の一斉休校時の大変さを思い出すと、「そうだね」とは言えない自分がいます。

何しろ、休校時の息子の態度があまりにも理不尽だったので、学校に行ってほしいという気持ちが勝ってしまいます。

昨年、コロナの影響で息子が通う学校は2月頃から5月頃まで休校になりました。

休校についてはしょうがない話ですが、息子の「俺様な態度」にホトホト疲れてしまい大変でした。

特に大変だったのは、食生活とテレビの使用権です。

まるで子ツバメのように「ご飯まだ」 「おなかすいた」と言われ続けました。

忙しいため、簡単な焼きそばやスパゲティや炒飯がメインの献立となると、「お母さん手抜きばっかり。ちゃんと作ってよ」と言われる毎日。

他の家もそうなのか、友人に聞いてみたことがあります。

「どんなご飯でも文句は言わないよ。作ってもらっているんだもん。当たり前じゃん」

その通りです。

そのことを息子に話したら、イラっとさせる返事が返ってきました。

「お母さんのご飯のレベルが低すぎるから言っているだけだよ。そのお友だちの作るご飯は、さぞ豪華なんじゃない」

ちなみにその友人は、お子さんの大好物・そうめんが食卓に上がることが多かったそうです。

「絶対に作ってもらったご飯には文句を言わない。ありがたくいただくこと」

私自身は母からそう言われて育ったので、文句ばかり言う息子には違和感しか覚えませんでした。

息子に一度「だったら何が食べたいの」と聞いたことがあります。

そのとき、返ってきた答えは「回転ずし、ファーストフード」。

結局、外食がしたいだけのようでした。

当時は外出自粛中ですし、毎日外食するような金銭的に余裕はないと息子に話しましたが、理解はしてくれませんでした。

また、テレビは息子がゲームをしているため、私に使用権はなし。

息子が勉強をし始め、やっとテレビを観られると思ったら...。

「セーブしていないからセーブしてからならいいよ。もしデータを壊したら許さないから」

私に現代のゲーム機はわからず、お手上げ状態で、結局テレビは息子が独占していました。

そして、夫が帰宅すると当然私は夕飯の準備を始めます。

夫は自分が好きなテレビを観るので、私は24時間好きな番組を見られませんでした。

休校中、外出もほとんどできない中、いつまで続くかわからない息子との時間にほとほと疲れてしまいました。

「休校にならないかな。そうしたら家にいれるのに。オンライン授業もいいな」

息子はそんなことを言っていますが、私は心から学校に通ってほしいです。

急な休校なんてなく、息子が毎日学校に行くよう、コロナ禍が早く収まるのを心から願っています。

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