定年前、最後の贅沢。主人と二人神戸で過ごしたクリスマスイブ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:涼
性別:女
年齢:61
プロフィール:主人と二人で、年に3回位国内旅行を楽しんでいます。膝が悪いので、観光より食べることが主流になってきました。

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一人旅が大好きな私ですが、ここ2、3年主人と二人の旅行ばかりしています。26歳と28歳の息子たちからは「仲いいね」とひやかされます。

12月に入って、主人が「大阪に出張するから週末のクリスマス、旅行しようよ」と言ってきました。長男は出張で不在だけれど、繁忙期で大変なショップ店員の次男を置いて留守にするのは乗り気になれません。すると主人は「JALのポイントをクーポンにすると、お前の好きなステキなホテルに泊まれるよ」と再度手を変え誘ってきました。次男の「行けるときに行っておいでよ。おれは、クリスマスよりお正月のおせち料理に期待しているんだ」と私の心を軽くしてくれる言葉に背中を押され、出かけることにしました。

京都にしようかしら、それとも国内で唯一行ったことのない島根県がいいかしらと考えましたが、クリスマスにふさわしい神戸に決めました。「イブの日、ホテルオークラがとれたよ」というので私は大喜び。23日はポイントで泊まれるいつものビジネスホテルだけれど、ホップ、ステップでホテルがグレードアップするのは、楽しみです。23日は、大阪で久し振りに友人と会えたのも、私にとってはうれしいことでした。近況や子供たちのこと、共通の友人のことをたくさん話しました。

24日はホテルオークラに荷物を預け、ハーバーランドや元町をプラプラすることにしました。ホテルオークラは、ロビーに生花の赤いバラをたくさん使ったオブジェがあり、ステキでした。ランチは、神戸牛の鉄板焼きと決めていたので、コンシェルジュに相談。サービスのクーポンと案内図をもらい、元町に出発。食事の前に立ち寄った南京町は20年ぶりでした。その頃はおいしい中華まんが有名だったけれど、テイクアウトの商品が増え、どのお店も行列になっていたのには驚かされました。お目当ての神戸牛は、口にいれると牛肉のおいしさが広がってきます。支払いが12.000円近くになって予算オーバーだったけれど、満足しました。

ステキなホテルでゆっくりするのが大好きな私は、16時にはチェックイン。スマートで親切なホテルマンの対応に終始にこにこ。主人は、夜景がきれいな海側のお部屋を取ってくれていました。ハーバーランドやブリッジ、そして話題になっていた日本一大きいクリスマスツリーがよく見えます。夕方ロビーに、クリスマスのホテルのイベントである関西学院大学高等部の混声合唱を聞きに行きました。キャンドルライトを一人一人持ち、2階から私の好きな曲「グロリア」を歌いながら降りてきました。ミサ曲やクリスマスソングを次々と披露してくれ、私は胸がいっぱいに。高校では合唱部だったので、上手な合唱に耳を澄ましながら、高校時代のことを思い出していました。

部屋に戻って、ホテルのサービスのシャンパンのグラスを傾けながら、食事をしました。夜景がきれいで、何枚も写真を撮りました。ハーバーランドの大観覧車は、万華鏡のように次々と色が変わっていきます。ブルーになったかと思うと、そりに乗ったサンタクロースが登場して、メリークリスマスの文字が出てきたのにはびっくり。

ステキな夜をプレゼントしてくれた主人は、まもなく定年を迎えます。これからはぎゅっと家計を引き締めなくてはなりません。今までのように旅行はできないけれど、主人と毎日を大切に生きていこうと神戸の夜景を見ながら考えました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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