こんにちは。joli!joli!です。
夫婦2人と、3匹の猫(アビシニアン)家族で暮らしています。日々の楽しみは、趣味のお菓子作りや毎日のお料理、DIYやハンドメイドと、完全にインドア派のなんとも地味な生活ですが、猫たちに囲まれて幸せです。Le Cordon Blue KobeとEcole Ritz Escoffier Parisでフランス菓子を学びました。
前回は、「毎日が発見ネット」に掲載された谷島せい子さんの「アーモンドバター」(レシピはこちら)を使って、りんごトーストを作ってみました(記事はこちら)。
カリッとした食感とほんのり甘いバターの風味は、いろいろなお菓子やデザートに応用できそう! ということで今回は、アーモンドバターでクリスマス気分たっぷりのデザートを作ってみたいと思います。
アーモンドバターが味のまとめ役に
「クリスマスのヴェリーヌ」
【材料】(180mlのグラス2個分)
アーモンドバター...大さじ2〜3
カステラ...1切れ
抹茶パウダー...適宜
いちご...5〜6個
〈豆腐クリーム〉
・絹ごし豆腐...200g
・メイプルシロップ...大さじ1
・レモン汁...小さじ1
抹茶パウダー(飾り用)...適宜
器は、このような脚のないグラスを使います。
「ヴェリーヌ」とは、脚のないガラス製の小さな器の総称。お料理やお菓子の世界では、この器に入れたものを「ヴェリーヌ」と呼ぶそうです。通常お皿に平たく盛り付けられる食材を、垂直に層にして重ねることで、見た目と味に変化がつけられます。
今回は100円ショップで購入したグラスを使いましたが、脚のあるもので作っていただいてもいいかと思います。お手持ちのグラスでアレンジを楽しんでみてくださいね。
【作り方】
1. 豆腐クリームを作ります。ボールに、豆腐・メイプルシロップ・レモン汁を入れて、ブレンダーでなめらかになるまで混ぜます。
※ブレンダーがない場合は、大きめのボールを使い、泡立て器でしっかりと混ぜます。これくらいなめらかになったらOK!
2. カステラ1切れを6等分に切り分け、抹茶パウダーをまぶしておきます。
3. いちご2個を1mm厚にスライスします。
4. グラスに材料を入れていきます。
❶底にカステラを入れたら、
❷豆腐クリームを大さじ1ほど入れて土台を作り、
❸豆腐クリームより上の位置にいちごを貼り付けます。
5. 残りの豆腐クリームを、いちごがずれないように注意しながらそっと入れ、中央にいちご1個を押し込みます。(こうすると、豆腐クリームのカサ増しができるのと、いちごたっぷりで美味しくなります)
6. 一番上に、アーモンドバターを手でほぐしながらのせます。
7. 抹茶パウダーを上から振るったら、出来上がりです。
この時期にぴったりの、クリスマスカラーでまとめてみました★
アーモンドバターは、独特の味と食感を生かすためにそのままのせてみました。
豆腐クリームがさっぱりとしていて、カステラの甘みといちごの酸味にほどよく合います。生クリームよりもヘルシーで、食べ過ぎが気になるこの季節にも罪悪感なくいただけそう! これだけだと味に締まりがない感じもしますが、香ばしさとコクのあるアーモンドバターが全体の味をバランスよくまとめてくれています。
上から下までザックリとスプーンですくって、全ての素材を一度に召し上がっていただくと美味しいと思います。
素敵なクリスマスディナーを締めくくるデザートとして、ぜひ作ってみてくださいね!
joli!joli!
livedoorブログ公式ブロガー。ブログ「おうちごはんとおかしねこ」主宰。「おうちごはん」「おかし」「ねこ」を中心に、おっとり&のんびりとしたライフスタイルを綴る。料理やお菓子のレシピも多数。特にお菓子作りでは、パリのリッツと神戸のコルドンブルーのディプロマを持つ。