「オムツなんてとんでもない!」義母の認知症を認められない義父だけど.../山田あしゅら

こんにちは。山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を、嫁の目線で綴り始めてもうすぐ10年になろうとしています。

前回の記事:45万円の着払いでひと騒動!理屈が全く通らず大荒れの義父に唖然...

異常な浪費や、いつ起きるか分からない激高など問題行動が多かった義父でしたが、義母に対する愛情は変わらず持ち続けておりました。

今では車いすでの移動となってしまった二人ですが、ブログを始めた当時はまだ自分の足で好きなところへ出かけられていました。

二人一緒の散歩は毎日の日課となっていたほどだったのです。

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二人が手をつないでゆっくり歩く姿はご近所でも評判で

「おじいちゃんとおばあちゃん、仲良くて良いわね~。」と、よく言われたものですが

実際のところは歩行が覚束ない義父とどこへ行くのかわかっていない義母です。

それぞれが方向指示器とつっかいぼうの役割を果たし、機能は二人で一人分。

多分、想像以上に一生懸命な散歩だったと思われます。

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ただ、義父は義母を思うあまり、現状を認められないところが多々ありました。

義母は既に排尿、排便の感覚がかなり鈍くなっており、粗相が頻繁になっていたのですが

それが義父にはなかなか受け入れられず、それに高齢ゆえか、二人とも嗅覚はかなり衰えていました。

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何度注意しようとも嫁の言うことが受け入れられない義父は、そのまま義母を連れ出し、あちらこちらに出向きます。

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もちろん、リハビリパンツの使用など義父は頭から拒否していました。

義母に直接勧めれば素直に応じてくれていたのでしょうが

義父は「愛する妻にオムツなどとんでもない」と、嫁の手出しを許しません。

妻の世話は自分が!という思いはあっぱれではありますが、世話が十分出来ているならまだしも、その後始末は全てヨメの私にかかってくるのですから...

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本当にたまったものではありませんでした。

そんな義父ですので、認知症の症状がどんどん進行していく義母をみかねてデイサービスに行かせるよう勧めたものの

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と、当然のごとくこちらも完全拒否を続けておりました。

散歩に連れ出してはいましたが、それ以外1日の大半は二人ほとんど会話もなく、テレビ三昧の毎日なのです。

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その上、思うように動いてくれない義母に腹が立つのか、義父の小言は日に日に増えていきました。

怒られてばかりではさすがの義母もストレスが溜まる一方。

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認知症の人にいくら怒っても、本人は何で怒られているのか理解できなかったりしますし

怒られれば怒られるほど萎縮し、混乱してしまうため、良いことは一つもありません。

むしろそれが進行を早める結果になっているようにも感じられました。

ところがそんな義父母に、ある日転機が訪れました。

義父が風邪をこじらせ肺炎になり、突然入院することになったのです。

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・・・次回に続きます。

関連記事:デイサービスを嫌がっていた父。でも通ってみると?

山田あしゅら

指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を アメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」にて綴り始めて10年近く。 山田家介護のキーパーソンでもある50代主婦。

2017年現在、現在義父は88歳・要介護3。入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。 義母は92歳・要介護4。週5日のデイサービスなどでしのぎながら在宅にて介護をしている。 同居家族は夫(としお・60代・会社員)長男(一郎・30代・会社員)。 このほか結婚して独立した次男(二郎・20代・鍼灸接骨院経営)とそのお嫁さん(さくら・看護師)孫(きんとき・2歳)一人暮らしの三男(三郎・20代・会社員)と結構賑やか。 これらの日常をもとに著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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