50代の私の骨は「自転車でこけても骨折」レベル!? 1年間本気で改善に取り組んだら、なんと‼

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ルッコラ
性別:女
年齢:52
プロフィール:更年期と共にやってきた骨粗しょう症予備軍宣告。自転車でこけても骨折するレベル!? これはなんとかしなきゃ!

50代の私の骨は「自転車でこけても骨折」レベル!? 1年間本気で改善に取り組んだら、なんと‼ 21.jpg

今回は、私が今まさに取り組んでいる骨粗しょう症対策について紹介します。

数年前のこと。

ホームドクターのご提案で骨の健康診断を受けることになりました。

なにせ更年期の年齢です。

どうやら、このタイミングで骨のコンディションが急激に悪くなる人がいるのだそう。

それに私には家族歴というリスクがあります。

実は私の家系、母方の女性は年齢を重ねるとほとんどの人が骨粗鬆症になっていて、祖母なんて骨折防止のコルセットが手放せないほどの状態。

それらの懸念から検査をすすめられたのでした。

その結果、私の骨はなんと「自転車でこけても骨折するレベル」まで弱っていたのです。

しかも特に弱くなっていたのが大腿骨。

正常値の70%程度しか強度がないことが分かりました。

これって凄くマズイ状態らしく、大腿骨を万が一にも骨折すると寝たきりになってしまうことだってあるのだそうです。

それはいくらなんでも早すぎます。

なにせ私はまだ50代前半。

骨折も寝たきりもなんとしても阻止したいですので、徹底的に対策することにしました。

まずは投薬治療。

一般的な薬を処方していただき、様子をみることに。

同時に始めたのが食事&運動療法です。

「日本の食事は必要量のカルシウムが取れにくい&現代人は深刻な運動不足に陥っている。ここをきっちり改善すれば、骨粗鬆症の進行をグッと抑え込むことができる」という医師からのアドバイスを受けて取り入れることにしたのです。

この時、医師から「難しく考えないで大丈夫。体に負荷をかける運動をする、必要量のカルシウムを毎日摂る。これだけできればOK」との指導をいただきました。

早速インターネットと本で情報収集。

結果ストレッチ&ウォーキングを取り入れることに決めました。

この2つを選んだのは「運動オンチの私にも続きそうだったから」。

購入したストレッチの本には、リズムと時間も大切と書かれていたので、スマホのメトロノームアプリでリズミカルに、タイマーで運動時間をきっちり計測することにしました。

そしてウォーキング。

毎日徒歩でスーパーを往復することにしたら、あっさり習慣化できました。

時間に余裕がある時にはちょっと遠くのスーパーまで歩きますし、1週間に1~2回程度は坂道を歩くなど、より体への負荷が大きくなるような工夫もしてみました。

とはいえ無理は禁物。やりすぎると多分長続きできません。

ということで、荒天の日や気温の高すぎる日はオフと決め、そんな日が続く時には、室内で踏み台昇降運動をする・空調の効いた場所を闊歩するなどでOKと決めました。

最後は食事療法です。

厚生労働省のサイトによると、50代なら700mg程度のカルシウム摂取が理想なのだと分かりました。

それならば、まずは現状確認。

早速表計算ソフトで簡単な表を作成し、普段の食事から摂取しているカルシウム量を記録します。

それを1週間ほど続けることで、今現在のカルシウム摂取量が把握できました。これによると、普段の食事では約400~500mgのカルシウムしか取れていないことが判明。となると、200~300mgの不足を補う必要があります。

この不足分は、ほぼ毎日食べている牛乳、チーズ、たまご、ヨーグルト、納豆などの量を調整して摂取することに決めました。

というのも、これらは全部私の好きな食材でかつ入手もカンタン。

続けられると確信できました。

この取り組みを始めて1年超。

微調整はありますが、いまだ無理なく続けられています。

そして驚いたのが得られた成果。

なんと骨の数値が「正常値を超える」までに回復したのです。

これには私も医師もびっくり仰天。

まさに「継続は力なり」の結果となりました。

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