<この体験記を書いた人>
ペンネーム:がんこちゃん
性別:女
年齢:44
プロフィール:現在は、主人と子ども、そして義母と同居しています。
サラリーマンの夫(50歳)は元々お酒が得意ではないほうでしたが、30代後半から酒量が増えだしました。その理由は会社で仲良くなった同僚Aさん(52歳)が酒好きで、それにつき合って飲み歩くようになったからです。
Aさんは休日も時々我が家に遊びにきてくれるので、こちらは顔なじみ。ただ、そんなAさんとの関係が心配になってきました。
それは週2程、外の安居酒屋で飲んでくる夫が、お酒に飲まれ酔いすぎるようになったからです。Aさんはお酒に強いたちなので、飲み会後も問題なく家に帰れるようなのですが、夫はもうベロベロ。駅まで迎えにきてと言われ車を出せば、駅の外の地面で寝転がっていることも多々あります。
「お! ご苦労!」なんて片手を上げて大きい声。すごく酔っぱらっています。夫がまだ帰ってこないと心配しながら待っていた私はもうイライラが止まりません。
また、財布をなくしたり、反対方向の電車に乗って、はるか遠い場所まで迎えに行くこともありました。
財布をなくしたときは駅のベンチで寝ていたそうなのですが、思いっきり財布をお腹の上に置いていたようで、それを取られたとのこと。
確かに盗む人が悪いのですが、お腹の上にさも「さあ、持っていってください」のように置いておくなんて......。夫も自分が悪いとはわかっているようなのですが「俺は被害者なんだぞ! 盗ったやつが悪い!」と開き直っていました。
反対電車に乗って1時間半以上かかる場所で降りたときなどは、まるで武勇伝です。
「こんなところまで来ちゃったな! ははは!」と私にいい、会社では自分から吹聴。Aさんと家で飲んでいるときも「俺、この前は〇〇駅まで行っちゃったからな〜。まいったな、あれは!」なんて笑っています。一番参ったのは、そこまで車で迎えにいった他ならぬ私です!
これらは、夫がお酒の量をコントロールできないことが最大の問題なのです。それはわかっていて、もう何年も何年も夫に注意しているのですが、全く改善されません。
そんな今、私の怒りは夫の様子を知っているのに、いまだに飲み会に誘ったり、夫に飲ませたりするAさんに向かうようになりました。
Aさんに少しお酒の量を抑えさせてとお願いしているのですが「まかせてよ! 奥さん!」なんて威勢のいいことをいいながら、夫はいつものように酔っ払っているのです。「その場が楽しければいい!」で相手を思いやれない人なんて友人ではありません。
Aさんへの不信感を抱えつつ、いつか夫がお酒で取り返しのつかない大失敗するのではないかと不安でなりません。いっそ肝臓を壊して飲めなくなってしまえと思っている今日この頃です。
関連記事:壁に穴をあけたり、トイレで粗相も......。毎日記憶がなくなるまで晩酌をする主人
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。