情緒不安定、大声で威嚇、とにかく人をコントロールしようとする義母にモヤモヤ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ひろえもん
性別:女
年齢:54
プロフィール:4匹の猫と夫と一緒に海辺の町で船の汽笛を聞きながら、まったり暮らす普通の関西のおばちゃんです。

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義母はとにかく大声で威嚇して、人をコントロールしようとします。家族団らんの時も、耳元で叫ぶので、一度「お母さん、そんな大声出さなくてもみんな聞こえてますよ」と言ってみました。すると、「私が大声出さないと、誰かが私の代わりに喋っちゃうでしょ!」と訳の分からない理由を述べ、さらに声を張り上げる義母。これが、お茶の間の範囲内なら家族が我慢すればいいので大したことはないと思いますが、先日、とんでもないことがありました。

高速道路の真ん中で「ちょっと停めて!」と突然叫び出した義母。「こんなとこで急に停めたら危ないだろうが!」と義父がたしなめたにも関わらず、「いいから、停めて!」とききませんでした。あまりにも大声で叫び散らしたので、一家全員パニックに陥り、高速道路の分岐点の安全地帯にやむを得ず停止。すると、急に車を飛び出し、ジャンプしながら手を振り、別方向に消えていく車に何やら合図をしているのです。それを家族全員で呆然と見つめていました。いったい何があったのかと聞くと、隣の車線に5年間会っていない従妹の車がいたということでした。電話やインターネットが発達して、連絡しようと思えば、すぐに連絡できるこのご時世。まるで一生のお別れかのように、消え去っていく車にちぎれるぐらい手を振る義母の光景は、狂気以外の何物でもありませんでした。

そんな義母の大声に対するストレスがピークに達したのは、山奥の山荘にいったときのこと。夜、山荘から私一人で帰るためにタクシーに乗ったのですが、急に真っ暗な山道の途中で突然車を停められ、タクシーの運転手がなぜか後部座席に入ってきて私の真横に座ったのです。偶然にも義父が車で通りがかり事なきを得ましたが、ショックと恐怖で呆然とし、私はしばらく寝室で寝ていました。

するとバーン! という扉の音とともに、義母が乱暴に部屋に入って来て、ベッドの前に立ちはだかりました。なにごとかと思っていると大声で「それって私のせい?!」と叫んだのです。タクシー事件が義母のせいであるわけもなく、最初は意味がわからなかったのですが、しばらくしてようやく、義母がせっかく用意していた夕食を食べないのが気に入らないのだ、ということがわかりました。
その夜は、満足げな笑いを浮かべる義母の前で、全く耳に入ってこない会話の中、全く味のしないスープをすすっていました。

そんな義母ですが、息子である私の夫の暴挙について相談した日には、なんと子どものように大声で「エーン、エーン」と泣き始めてしまったのです。びっくりしていたところ、誤解した義兄に「今度、お母さんを虐めたら、窓から放り投げるぞ!」と脅される始末。今義母から「誕生日には遊びに来てちょうだいね~」と猫なで声で言われていますが、こんな情緒不安定な義母のところへなど怖くて絶対に行けません!

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