<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:53
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。最近車の洗車は、手が荒れるので洗車機に頼っています。
今年54歳になる兼業主婦です。
2021年の初夏のこと、仕事が休みだった私は、天気も良かったので久しぶりに少し離れた公園まで歩いてみようと出かけました。
目的の公園は、少し大きな池があり、近隣の方の避暑地的な場所になっています。
平日ということもあり、そんなに人は多くはなかったのですが、それでも池の周りをランニングする人がちらほらといました。
私は30分ほど歩いてきたのもあって、休憩がてら軽くベンチに座ろうかと思っていると、急に若い男性の怒鳴り声が耳に届いたのです。
何ごとかと慌てて声が聞こえた方に顔を向けると、若い男性(20歳くらいでした)が男の子数人を叱っていました。
男の子の1人がサッカーボールを持っていたので、公園でボール遊びをしていて男性に当たってしまったのかなと思いましたが、すぐに様子がおかしいことに気がつきました。
男性が怒鳴っている言葉をよく聞くと、確かに子どもたちが遊んでいたサッカーボールが原因のようですが、問題は男性に当たったのではなく、男性の車に当たったようでした。
大事にしている車にボールが当たれば怒っても仕方ないと思います。
しかし、ここは公園の中です。
しかも池のある中央付近。
「なんでこんなところに車が...?」
よく見ると、男性の背後の水場に白い車があるではありませんか!
「洗ったばかりなのに、ボールの型がついたじゃないかっ!」
男性は子どもたちにそう怒鳴っていましたが、「いや、なんで公園の水場で車洗ってるのっ?」と私の方が驚き、同時に「悪いのはあなたのほうじゃないのっ?」とイラっとしました。
あまりにすごい剣幕で怒られて、子どもたちはすっかり委縮しているようです。
私は頭にきて立ち上がりましたが、その前に公園の管理人さんでしょうか、つなぎを着た70代くらいの年配の男性が「公園内で何をやっとんやっ!」と男性と子どもたちに声をかけていました。
「どうやってここまで車を入れたんだ!」
管理人の方が注意しましたが、男性の勢いは止まりません。
「黙っとれっ! まずこのガキにオレが注意してんじゃ!」
とますますヒートアップ。
ハラハラしましたが、誰かが通報したようで、そのすぐ後に警察官も到着。
「なんでこんなところで洗車なんかしよるんな」
「ここは皆のもんやろっ。洗車して何が悪いっ!」
警察官に注意されても、その男性は終始そんな主張を繰り返していました。
「いや、皆のもんやからあかんのやろっ! ガソリンスタンドに行きなよ」
私は様子を見ながら心の中で突っ込んでいました。
結局、男性は警察の人に連れていかれ、車もレッカーの手配をされていたようです。
非常識な行動をする人を「DQN(どきゅん)」と呼ぶそうですが、ああいう人のことを言うのでしょうね。
始終「自分は悪くない」といった感じの男性にイラっとした出来事でした。
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