<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ゆらら
性別:女
年齢:53
プロフィール:今年の春、斜め向かいに引っ越して来た若いご夫婦。マイペースな暮らしぶりに周囲の人たちが困惑しています。
斜め向かいの家の若いご夫婦はかなりのアウトドア好き。
家の中をコツコツとDIYをして日々改装しているようです。
庭には小屋を作ってテントを張って子どもたちが遊んでいたり、旦那さんが工具で材木を加工していたり、とにかく毎日何かしら作っている印象です。
ただ、この辺りはとても静かな地域。
お年寄りも多い場所なので、周りの人たちは戸惑っています。
朝早くから電動工具の大きな音が響き渡り、トントンカンカンと金づちの音も結構響きます。
ときには小型の重機のようなものも運ばれてきて、大きな音を立てていることも。
こうしたDIYが、平日だけでなく日曜日も朝から始まるのです。
我が家では、せめて日曜日の朝ぐらい静かにしてほしい、とぼやいています。
母によると、隣りの家もやかましいと困っているそうですが、若くて今風なご夫婦が怖くて、何も言えずに我慢しているとのこと。
そんな中、夏に新たな問題が発生しました。
そのお宅の庭で大人数が集まってバーベキューパーティーが開かれたのです。
お昼頃から周辺に何台も車が停められ、次々と若い家族連れが集まって来ました。
夕方6時半頃から外でザワザワし始め、子どもたちの賑やかな声が周辺に響き渡りました。
コロナ禍で大人数...外での飲食なら大丈夫という意識なのかもしれません。
若い人たちだから仕方ないのかな、と母と話していました。
ところが、騒ぎ声は夜11時近くになっても収まりません。
我が家ではエアコンを切った後、少し窓を開けて寝ているのですが、この日は風に乗ってバーベキューの臭いが入ってきました。
「いつまで続けるんだろうね。小さな子どももいるのに」
そう言いながら母はあきらめて寝室に。
テレビを見ていたところ、日付が変わってようやく何台かの車が帰って行ったようでした。
でも、その後も後片付けなどで大きな音やしゃべり声は深夜まで続いたのです。
翌朝、両隣の人が母のところに来て、昨夜の騒音話を自治会長さんに報告しようという話になりました。
一緒に自治会長さんのところに行った人たちは、うちや近隣の家と同じで、今回のことだけでなく日頃から聞こえる大きな音を気にしていたとのこと。
でも、自治会長さんも若いご夫婦だからとかなり気を遣っている様子。
母の話では、会長さん自身もおとなしい性格の人らしく、とても面と向かって伝えることなどできそうにない印象だったようです。
普段からあいさつをする程度でどんなご夫婦かよく分からないこともあり、大きな音や賑やかな声、遅くまでのバーベキューと、誰もが不満はあるけど言えない状態です。
みんな困っているにもかかわらず、当の本人たちは至ってマイペースな暮らしぶり。
羨ましい気もしますが、やっぱりどうにかできないものかと思えてしまいます。
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