中学で非行に走った長女。「娘さんは寂しいんだよ」の言葉にドキッ/chii

モラハラDV夫との異常な結婚生活を振り返っています。

いろんなことを乗り越えて、今やっと平穏な暮らしを取り戻すことができました。

本当に波乱万丈な結婚生活だったのですが、その中でも忘れられない出来事を書いていこうと思います。

【前回】「離婚しないで! お母さんが我慢して!」DV夫と離婚したい私と子どもたちの願い/chii

【最初から読む】モラハラ結婚生活から熟年別居に至るまで。新婚旅行先のハワイで夫は豹変した/chii

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子どもたちが小学生の頃は、夫の顔色を見て過ごす日々が続いていました。

私と子どもたちの合言葉は、「今日のお父さんは怖い?」でした。

怖いという合言葉をきくと、子どもたちは二階の子ども部屋に非難していたのです。

7歳離れた姉弟は、本当に仲がよく二人で寄り添っていたという言葉がぴったりでした。

女はいらないと言っていた夫は、娘につらくあたるようになっていきました。

息子が生まれる前は、結構かわいがっていたのですが、男尊女卑の考え方は大きくなるばかり。

「どうせ嫁にやるんだから、おまえなんか育てたくない」とか、「18歳まで育ててやるから18歳になったら出ていけ」と言い続けていました。

息子のことは跡取りだからと、可愛がっていた夫です。

そして私も息子を溺愛していました。

娘が小学一年生の時に弟が生まれたのですが、娘は私に甘えることもなく、この子は自立が早くしっかりしている子だと勝手に思っていました。

でもそれは違いました。

娘は私立の中学生になり、非行に走ったのです。

中学に上がり最初にできた友達は、小さい頃に両親を亡くしておばあちゃんと二人暮らしという、たくさん寂しい思いをしてきた子でした。

寂しさを埋めるために二人はいつもつるんでいて、問題を起こすようになりました。

娘の行動は学校から問題視され、私は呼び出され厳重注意を受けました。

そして一週間の停学となったのです。

今度何か問題をおこしたら、退学してもらいますと宣告を受けました。

退学となったら公立中学に転校しなくてはなりません。

結果的に、夫の「厄介者は出ていけと出ていけコール」に拍車をかけてしまった感じです。

その後、夏休みに入ったある日、警察から電話があり、青くなった私。

何をやってしまったの? とドキドキしながらも、すぐにかけつけました。

そこには見たこともない、髪を金髪にした娘がいました。

娘のほかに4人の同級生がいて、みんな泣きそうな顔をして座っていました。

学校近くのショッピングモールで、火遊びをしていて近所の人に通報されたということでした。

火遊びって?

何を焼いたかというとテストやら宿題やら、学校から受け取った書類だという。

不幸中の幸いで、ショッピングモールに被害を与えることはなくすんだのですが、この火が燃え上がってしまって建物に火が付いたら大変なことになったと、話を聞いて足がガタガタ震えました。

警察ではとにかく平謝りするしかありませんでした。

反省文のようなもの書き、娘は泣いていました。

今回は初犯ということで、学校には連絡しませんが、今後は絶対にやらないようにと厳重注意だけですみました。

その場での刑事さんの言葉は今でも忘れません。

「君は友達にそそのかされてやったんだろう? 悪いことはやってはだめと友達に言えるような強い子になりなさい」と言ってくれました。

初犯だということ、私がすぐに駆け付けたことなどの理由で、反省文を書き厳重注意を受けただけで釈放されました。

とにかくほっとしました。

家に帰ると、夫は冷たい視線を私たちになげかけました。

その時、娘を守らなければと強く思いました。

当時、思春期に入った娘のことで悩むことも多く、友人に相談していたのですが、ある友人は、「娘さんは寂しいんだよ、ギュッと抱きしめてあげなよ」と助言してくれました。

寂しかったんだ...。

その時初めて娘が出していたサインに気が付きました。

ギュッと抱きしめる?

それがなかなかできませんでした。

私自身が親に抱きしめられたことなんて一度もなかったからです。

でも一度だけ抱きしめた記憶があります。

娘は逃げませんでした。

その後もいろいろな問題は続きました。

私は「三人で逃げたい、それが無理なら、娘を早くこの家庭から逃がせてあげたい」と思っていました。

18歳になったら出ていけと言い続けた夫。

娘は娘で18歳になったら出ていく準備のために、高校時代はアルバイトにあけくれました。

その頃の娘は、家を出ていくことだけを楽しみに生きていたと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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chii

モラハラDV夫の家を飛び出し、7年目のchiiと申します。離婚には応じてもらえずに、現在も熟年別居中です。つい最近、共に暮らしていた大学生の息子が自立をして一人暮らしになりました。某スーパーでサービスカウンターの仕事をしています。パートなので生活は楽ではありませんが、結婚生活が地獄だったからこそ、現在の一人の時間に幸せを感じています。別居直後から書き出した「60代小さく暮らす」お一人様の老後がテーマの「お茶のいっぷく」を書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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