こんにちは。ブログ『キッチン夫婦』を運営しているベにゆうです。
【前回】パーソナルカラーって? 好きな色の服を自分らしく着ていたい
父(77歳)は長いこと食べることよりお酒優先だった。
お酒を好きな時に飲むのが何より大事で、食べるのはその次。
お酒を飲んでから、食べたい時に食べたい量を食べる生活。
それが幸せなようだった。
若い頃から朝食は食べず、昼食は人の1/3程度、夜はひとつかみという感じ。
「お父さん、もう少しでも食べたら?」と言うと、「食べたら腹いっぱいになって酒飲めなくなるだろ」。
家の食事では、父が食べ切れるように毎回少なく盛り付けている。
それでも母や私がせっかく作ったものをずいぶん残すような時もあった。
「お父さんまた残して...全然食べてないよね」
「食べてるよ」
「でもほんの少しじゃん」
「俺は毎日ちゃんとカロリー計算しているからいいんだ」
そして「食べればいいってもんじゃない」、「いろいろ食べてるんだよ」、「太ったっていいことないじゃないか」と言う。
「そうだよ。いっぱい食べればいいって言ってるんじゃなくって、もう少し栄養摂らないと身体おかしくなるんじゃないかってことなの」と、聞き入れられることはないと思いながらも言っておく。
心配していると言えば言うほどかたくなに拒むのに、一方で母と私に「俺が病院に行ったら医者に栄養失調って言われるかもな。お前らが食べさせてなくって虐待って言われるんでないか?」とうそぶく。
こちらの気も知らないでひどい冗談。
心配しているのに...。
こうしてしばしば、私たちの気持ちを逆なでしていたことに気がついていたかどうかは知らない。
しまいには、「ほうっておいてくれ」と言われる。
それをずっと見てきた私は"どうせほんの少ししか食べないのに..."と思っても、母は、父が「うなぎ食いたい」「蟹食いたい」「メロンとさくらんぼ」「うに」と言えば、季節外れでも食べたいと言うものを探して買ってくる。
それに対して父が返す言葉は、自分が気に入れば「うめえな」とは言うけど、そうじゃないと気遣いなく「美味しくない」「食べない方が良かった」。
それでもなお、ちゃんとしたおかずと父の好きなものは必ず両方共用意する母に感心していた。
気遣いない言葉で返されることも多いのにえらいなと思った。
父は好き嫌いが激しいと言うより、好みの範囲が狭いと感じるし、わがままなのかなと思う。
食の好みについては人それぞれ自由だと思っているからそれをなおしてとは思っていない。
けれどあまりにも食べなさすぎ、痩せすぎ、健康診断にも行っていない。
最近は、「食べる」と言ったものにも手をつけないことが増えてきて、どうにかしなきゃないんじゃないかと思い始めていた。
様子をよく見ると食べたいのに食べれない...?
今までとはどこか違う? と感じ始めてきた。
-------------------------
蒸し茄子とツナ納豆の辛子ドレッシング和え
材料
茄子...3本
紫玉ねぎ...1/4
ツナ缶水煮...1缶
納豆...1パック
ドレッシング
a:辛子...小さじ2
a:酢...小さじ2
a:オリーブ油...大さじ1
a:しょうゆ...大さじ1
作り方
1)茄子はヘタを除き皮を剥いて水にさらした後、水けをきる。耐熱容器にペーパータオルを敷き、水けをきった茄子をのせラップをして電子レンジ600wで5分程度加熱する。粗熱が取れたら手で裂く
2)ツナ缶は水分をとる
3)紫玉ねぎはスライスしてさっと水にさらし水けをふき取る
4)お皿に全ての具材を盛りつけ、合わせたaのドレッシングをかけていただきます
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。