食事したことを忘れてしまう認知症義母。嫁が「ちゃんと伝えたい時」することは/バニラファッジ

認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の2人を在宅介護するバニラファッジさん。今回は「認知症のお義母さんにきちんと伝えたい時」をご紹介します。

【前回】 施設側の心配的中!? 認知症義母の愚痴で「伏線回収」自宅が大好きな義母とおば

認知症のお義母さんは、食事の記憶がよく抜け落ちました。

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認知症の人と話をする時、あやふやに聞き流した方がいい時と、これはちゃんと伝えた方がいいと思う時があります。

ちゃんと伝えたい時は、目をしっかり見て話すと伝わる確率が上がりました。

残念ながら、話している内容そのものが伝わらなくても
「あ、この人は何か一生懸命私に伝えようとしているな」
と感じてもらえれば、それなりの信頼関係は築けました。

認知症の人と目線を揃えて話をするのは、言葉がまだ理解できない幼い子への対応と似ているかもしれません。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

バニラファッジ

夫と3人の子ども、義母と義母の妹(おばさん)の7人家族の日々を描いた大人気ブログ「7人家族の真ん中で。」の管理人さん。身体は丈夫だけれど、認知症で毒舌な義母(2016年に他界)と、頭はしっかりしているけど、リウマチと骨粗鬆症で車いす生活のおばさん(2015年に他界)との「在宅介護の日々」を、あれこれ思い出しながら描いていきます。著書に『スーパー嫁の汗と笑いの在宅介護: お義母さん!トイレはこっちです』『7人家族の真ん中で。』『91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます』など。

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