こんにちは。ブログ『キッチン夫婦』を運営しているべにゆうです。
【前回】大好きなじいちゃんの位牌の前で寝ていた愛犬。そして3カ月半後、後を追うように...
私たち夫婦は5年前、田園広がる地域にある私の実家でずっと暮らしていくことを決めて越して来た。
緑に囲まれ、季節の移り変わりを日々敏感に感じられるとても静かないい場所。
実際、毎日景色がきれいだなと思って過ごしている。
しかし、親も自分も歳を取っていき、できないことが出てくるということをまざまざと感じ、最近私は不安も多くなってきた。
これから先、ここで高齢者だけで暮らしていくのはどうなんだろう?
苦労が多くなるのかなあ。
実際、特に不自由もなく暮らしている方々もたくさんいるようだけど、田舎住まいでもそれぞれ家族状況、田舎具合、家の状態が違うから...。
自分はと考えるとどうにも安心できない。
夫61歳、私53歳。
20年先、30年先、この田舎で80代になった夫と私はちゃんと暮らしていけるのだろうか。
昨年、父が入院。
面会中の気持ちに余裕がない中でさえも、ふと"私だったらどうなる?"と何度か思ってしまっていた。
"今は私がお父さんの入院の手続き、面会、支払いとかしているけど、私がお父さんの年の頃に入院することになったら、誰が手伝ってくれる?"と。
いないかも知れないと思ったのだ。
高齢で入院しなきゃないような頃は車を運転していないだろう。
夫は「息子に頼って」とよく言うけど、どうしても必要な時は頼らせてもらうけど、それはやっぱり"どうしても"な時で、 そこまででもなきゃ、なんとか自分達でしなきゃと思う。
息子は今26歳。
今は県内に住んでいて連絡も取り合っているけど、将来どこでどう暮らしているのかわからないし。
息子に頼れるから大丈夫だよね、とは今から思えない。
それに病院どころか、日々のゴミ出しも大変だ。
ゴミ袋を持って歩いていくにはちょっと遠い距離なので、車で行っている。
朝にゴミ出しの行き帰り途中けっこうな確率で、"私はもっと年を取ったらゴミ出しに行けるんだろうか?"と思ってしまう。
ゴミ出しに行けないと、とっても困るじゃないか。
美容師さんにそんな話をしたら「行けますよ~!」と笑って言う。
「いや、田舎でさらにうちだけ、かたまりから少し離れているんですよ」
それでも「なんとかなるもんですよ」と言ってくれたから、「まぁそうですよねぇ」と答えた。
その時、私の頭の中に思い浮かんだのは『農作業用の一輪車にゴミ袋を乗せて歩く姿』だった。
一輪車なら乗せられる?
あっ、一輪車って安定しているの?
舗装の道まで出るうちの砂利道は一輪車で進めるの?
砂利道でひっくり返しちゃうんじゃない?とかまで浮かんでくる。
そうこう考えているうちに、ゴミ出しよりも美容院にこそ行けないじゃん...と思ってきた。
ん、80歳だって美容院。
行きたいよ、たぶん。
ん~。
どこの自治体も高齢者が増える。
高齢者にとってより住みよくなっているのかどうか。
高齢者だけの世帯でも生活しやすく助けてくれるサービスとかできてたりするかな。
それとも逆かな。
今より人が減るのに、そんな期待は田舎暮らしにはできないか。
世の中の移り変わりも早いし、20年後、30年後は、自分達にとってどんな世の中なのだろう。
田舎暮らしに車が必須なのは変わりないだろうな。
さて、同居している私の母は今83歳。
母は車の免許を取ったことがない。
お嫁に来た当初は何もない田舎で買い物や病院行くのが大変だったみたいだけど、数年後には父が会社を始め、それからは常に周りに人がいて、それこそゴミ出しから買い物から手伝ったり運転してくれる人がいたから、免許がないことに何十年も不自由はしていない。
だから私が今持っている不安は母にはなかなかわからないだろうと思う。
そう、自分達は違う。
80代の自分達が想像しがたい。
想像したくないっていうのもあるけど、想定はしなきゃ。
色んな人に「先のことをあんまり心配しても仕方ないよ」とも言われながら、まずは健康でいるしかない。
夫も私も。
あと貯金もいるわね。
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かぶとカニカマのサラダ
材料
かぶ...4個
小松菜...1/2株
塩...小さじ1/3
カニかま...3本
☆ドレッシング
a:昆布茶...小さじ1/2
a:レモン絞り汁...大さじ1/2
a;酢...大さじ1/2
a:サラダ油...小さじ2
作り方
(1)かぶは、くし形に切りビニール袋に入れる。塩を振って混ぜ10分ほどおいて、もんでから水けを絞る。
(2)小松菜は、塩を加えたお湯で軽く茹で自然に冷まし、食べやすい大きさに切る。
(3)ボウルに(1)(2)とほぐしたカニカマを入れ、合わせたaのドレッシングを加え全体に和えて出来上がり。
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