「目のやり場が...」75歳母が海外ドラマにハマって変身! タンクトップとネックレスで颯爽と

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ヒミコ
性別:女
年齢:49
プロフィール:49歳パート主婦。同い歳の夫と小学生2人の子どもがいます。

「目のやり場が...」75歳母が海外ドラマにハマって変身! タンクトップとネックレスで颯爽と 36.jpg

最近、有料動画サービスで海外の映画やドラマを見始めた母(75歳)の話です。

社交的で人付き合いがいい元気な母ですが、それでも年齢的に体の調子と認知症を心配していました。

母は車で60分ほど離れた田舎に80歳の父と2人で住んでおり、月に2回くらいは家族で会いに行きますが、子どもたちの習い事やイベントの予定が多いときはなかなか会いに行けない状態です。

いろいろな刺激があったほうがいいと思い、認知症予防になれば、と有料動画契約を勧めました。

最初は操作が分からないから見ようとしませんでしたが、根気よく教えると、数カ月もすると両親とも自分で楽しめるようになりました。

しかし、戸惑っていることがひとつ...。

母がすっかり海外のファッションやヘアスタイルに感化されて、真似するようになったからです。

海外では高齢女性でもわりとセクシーなファッションをしますし、アクセサリーもジャラジャラつけています。

それにドラマの登場人物ですから、化粧もしっかりとしてヘアスタイルもボリュームをつけて、かなり華やかな美しい女性たちが多いです。

お洒落を意識するようになったのはいいのですが、ちょっと日本では過激すぎて滑稽な感じになっているような...。

父はドラマや映画をなんとなく見て楽しんでいるだけらしいのですが、母は内容以外にもファッションやしぐさ、インテリアなどもチェックしていたようです。

生活にハリが出るのはとてもいいことですし、認知症予防の効果もあるのでは、と思います。

母は昔つけていたアクセサリーを引っ張り出し、近くのスーパーの中の若い子向けのアパレルショップで、斬新なデザインのものを購入しています。

体のラインが出たり露出が多いデザインだったりでちょっとびっくりしますが、小柄で細身の母は、若い子むけの服でもサイズが合うので服選びは困らないとのこと。

夏は背中が大きく開いた、個性的な原色のタンクトップなどを堂々と着て大振りのネックレスをつけ、本当にビーチにいる外国人のようでした。

でも、母が出かける場所は田舎のスーパーや自治会館です。

横に一緒にいるのは地味なスタイルの父です。

先日、私の家の近くにある海外のファストファッション店に連れて行ってあげると、本当に喜んでたくさんのアイテムを購入していました。

最近は安くても凝ったデザインや、はっきりとした色の服や服飾小物が多くあります。

保守的な日本人もだいぶと大胆なスタイルをするようになり、良いことだな、と思っていましたが、まさか75歳の母がそういうファッションを楽しむとは!

本人が楽しくご機嫌に暮らしているのならまぁいいかな、とも思いますが、思わず苦笑いしてしまいます。

関連の体験記:外見だけ変わるなんてずるい! 50歳になってもウキウキで「懐かしの繁華街」に行った結果...
関連の体験記:お年寄り=暗い服を着る、なんて決まりはない! 明るい服を選んで気分も周りも明るくしませんか?
関連の体験記:80歳の義母がミニスカ履いて下着がチラ...若く見られて調子にのり「どっちが母親かわからない?」

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP