<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:52
プロフィール:アラフィフの兼業主婦。
私は52歳の兼業主婦です。
50代に入りさすがに油ものが昔ほど食べられなくなったり「ちょっと歳かな...」と思うことが増えてきたのですが、「だからってそれはないでしょう!?」という理不尽な体験をすることも出てきて憤りを感じています。
先日のことです。
私の家の近所に新しくドラックストアができて、オープンセールを開催していました。
セールのチラシが新聞の折り込みにも入っていたので早速行ってみたのですが、駐車場に着くと、数量限定で化粧品の無料サンプルを配っていると聞こえてきました。
普段は決まった化粧品を使っている私ですが、アンチエイジングという言葉も聞こえてきてどんなものか興味がわいたので並んでみました。
しかし、いざ私の順番になったときにスタッフの方にこう言われました。
「すみません。もう数が少なくて、主に30代の方にアンケートと一緒に配っているもので...」
私が明らかに30代には見えないのは分かりますが、「せっかく並んだのに!」とか「30代へのアンケート込みなら並んでいる列にいるときにアナウンスしてよ!」とかいろいろ思ってしまいました。
ただ、近所ということもあり、騒いでも仕方ないとおとなしく引き下がりました。
別の日にはこんなこともありました。
以前地元の企業と自治体が主体となって行っている農業体験の参加募集を見つけました。
それは農家さんの畑の一部を一定期間借りて、苗植えから収穫、その後の処理など体験を行うというものでした。
畑を見に行けないときも、ある程度は貸主の農家さんが見てくれるという説明書きもありました。
旦那と老後はのんびり畑仕事でもして過ごしたいなと話ていたので、こういう機会に体験しておくのもいいのかもしれないと思い、私は自治体の窓口に行ってみることにしたのですが...。
「実はこれ農業の後継者を育成することを目的に行っている事業なんです。50代の方には体力的にも本格的な農業は難しいと思うので...」
窓口にいた40代くらいの男性に、遠回しに遠慮してほしい旨を言い渡されてしまいました。
帰って旦那にもそこのことを話すと「募集要項には年齢制限なんて書いてないのにな」と憤慨しているようでした。
しかし、結局のところは仕方ないということであきらめることにして、知人に農作物を育てるノウハウを教わることにしました。
私や旦那が50代というのは変えられない事実なので、年齢的に仕方ないこともあると思いますが、それならそれできちんと最初に説明してほしいと思います。
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