<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:52
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。最近天丼一人前が食べきれなくなってきました。
私は52歳の兼業主婦です。
私の学生の頃からの友人にA子(51歳)という女性がいるのですが、そのA子と旦那さん(55歳)の夫婦喧嘩が面白くて仕方がありません。
A子は学生の頃からノリが良いタイプで、みんなの人気者でした。
容姿も整っていてスレンダーという、いわゆるクラスのマドンナ的存在でもありましたが、結婚して子どもを産んでからはかなりぽっちゃりとした体型になりました。
私自身も2人子どもを出産したため骨盤が広がってしまい、妊娠前と比べるとお腹周りがぽっちゃりしています。
それはそれで仕方がないと思います。
しかし、A子の場合はかなり骨盤が広がってしまったようで、妊娠前に履いていたジーンズパンツなどは太ももの時点で詰まってしまい、気に入っていた洋服類を泣く泣く処分したそうです。
ただ、もとから明るいA子は自分の容姿がぽっちゃりになっても、その性格には全く変わりはありません。
先日もそのA子が旦那さんと喧嘩したと私に電話してきたのですが、私は内容を聞いて、A子と電話がまだつながっているのにもかかわらず大声で笑ってしまいました。
実は、最近A子の旦那さんが誕生日だったらしく、A子は張り切ってプレゼントを用意していたものの、冗談で「プレゼントは私よ」と言ってみたのだそうです。
それだけでも私はくすりとしてしまったのですが、問題は旦那さんのほうの返事です。
なんと旦那さん、「最近、油物を身体が受け付けんようになってきたんよな...」と真顔で返されたのだそうです。
A子は旦那さんに笑って返して欲しかったのに、真顔でしかも遠回しに「デブ」と言われたことに相当腹が立ったようで、それから1週間晩御飯のおかずを冷奴のポン酢かけにしてやったそうです。
「ちょっと前までは『ちょっとぽっちゃりの方が若く見えたりするから、無理にダイエットとかせんでもええんちゃうの』とか自分が言ってたのにっ!」
A子はかなり怒っていましたが、私は50歳を越えて「プレゼントは私」と言い切ったA子。
そんな妻に「油物はちょっと...」と返した旦那さん。
それが原因で一週間晩御飯のおかずが冷奴のポン酢がけのみ。
どれに突っ込んでいいのかわからない夫婦喧嘩話に、お腹を抱えて笑ってしまいました。
もちろんA子には「笑いごとちゃうんよ!?」とちょっと怒られてしまいましたが、それをテンポよく話してくるA子の変わらない明るさに申し訳ないですがうれしくもなりました。
ちなみにA子はこれを機にダイエットを始めるそうです。
関連の体験記:「あれもこれもお父さんが悪い!」と理不尽な怒りをぶつける母。父が反論しないからって言いすぎ!
関連の体験記:「もう離婚だね!」罵りあった夫婦ゲンカの翌朝、息子が用意した「ある仕掛け」
関連の体験記:夫との出先でパート先から電話が...「なぜ出る!」と怒る夫。でも30年前のことを思い出してみて!
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。