「将来的には~」が口癖だった、やたら自尊心の高い友人。40代半ばになった現在がヤバい!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:キジトラ
性別:女性
年齢:46
プロフィール:アラサーでオーストラリアへ移住。夫と二人で旅行を楽しむのが趣味の、主婦です。

「将来的には~」が口癖だった、やたら自尊心の高い友人。40代半ばになった現在がヤバい! 69.jpg

学生時代から「将来的には~」が口癖だったH美(46歳)。

英会話教室に通っては「将来的には通訳の仕事をするつもり」とか、お菓子作りにハマっては「将来的には自宅で教室を開くつもり」とか。

さらに、通信講座でアロマテラピーの勉強をしては「将来的には自分のお店を持つつもり」などなど。

毎回、やたらと言うことがご立派だった彼女は、自尊心が高い印象でした。

まあ、新しいことを始める際に、夢や目標を持つのはいいことですし、私も普通に応援していました。

しかし気になるのは、いつも「将来的には~」の話の内容がたびたび変わること。

もちろん、環境やライフスタイルが変われば、やりたいことが変わるのも理解できます。

だけど、あまりにもコロコロ変わると「あれ、この人もしや口だけなのでは?」と思ってしまいます。

実際、46歳になった現在まで、彼女が実現させた目標は一つもありません。

一度「以前は違う目標を語っていなかったっけ?」と突っ込んだことがあります。

彼女は「あれはもう興味がなくなったの」としれっとした態度。

そうなるとこちらも、新たな「将来的には~」の話を聞く気が失せます。

実現させてから報告してよ、と思っていました。

そんな自分磨きが大好きなH美ですが、彼女はなぜか大学にネガティブなイメージを持っており、高校卒業後はすぐに就職しました。

当時のドラマなどの影響からか、大学生は遊びと恋愛とバイトに夢中のイメージがあったようです。

まあ実際、そういった学生が少なからずいたのも事実。

そのためか、大卒の人をやたらと見下す傾向がありました。

それでも新卒社員は年上で、社会人経験ゼロなのに初任給は自分より上。

それが妬ましかったようです。

常々「大卒なのに知らないんだよ」「大卒なのにできないんだよ」と愚痴をこぼしていました。

とまあ、彼女はそういうキャラです。

私が28歳で結婚して海外へ移住してからは、H美とはSNSを通じて交流する程度の関係に。

彼女はSNS上でも「〇〇の資格を取った」などと頻繁に報告していました。

しかし実際には、通信講座を修了しただけというオチがしばしば。

講座を修了しただけなのに、あたかも自分はプロレベルであるかのような口ぶりに、他の友人たちもみな呆れていました。

そして先日、一時帰国した際にH美とたまたま会う機会があり、十数年ぶりに会うことになりました。

彼女は41歳のときにマッチングサイトで知り合った男性と結婚したのですが、夫婦関係は円満のようで、生活は充実しているようでした。

この様子ならもう見栄っ張りな目標話には付き合わされないだろう、と気楽な気分で話していました。

しかし、H美は変わっていなかったようです。

ネットでフランス語講座を受講中という彼女から出てきた言葉は、やっぱり「将来的には夫婦でパリへ移住するつもり」でした。

相変わらずです

一応「へ~、素敵だね~」なんて相槌を打っていたのですが、その直後の発言にカチン!

「私ちゃんも海外在住だけど、オーストラリアってお洒落なイメージはないよね」

まだ移住してもいないくせに、まさかのマウント!

結局、彼女は高い目標を口にすることでそのステータスを得た気になり、マウントを取りたいだけの人なのだなとようやく気付きました。

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