強引に踊らされ、朝起きると上司が隣に...セクハラがまかり通っていたありえない職場

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ちーさん
性別:女
年齢:62
プロフィール:現在は61歳の主人と二人暮らし。いまだに夫婦共働きで忙しい毎日を過ごしています。

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私が22歳だった約40年前は「セクハラ」は当たり前のように職場で行われていました。

胸元を覗き込むことを平気でしたり、「おつかれさま」と言っては肩を揉む...今だったら考えられないことが、日常的に行われていたのです。

上司に好かれていた私は、「おまえにはボーナスの得点を多めにして本社に連絡しておく」と言われたりしました。

上司の個人的な好き嫌いで従業員が得点化され、ボーナスの金額が決まってくるなんて、ありえませんよね。

ですが、22歳の私はそれが当たり前のことなのだ、上司に好かれることが大事なのだ、会社ってそういう所なのだ、と。

勤めていた会社は自動車業界でしたので、男性が多い職場でした。

景気も良い時代でしたので、会社経費での飲み会なども頻繁に行われていました。

あるとき、大きなイベント後に職場の人たち20名ぐらいで民宿に一泊して、おつかれさま会を行うことになりました。

お酒も華やかな行事も苦手な私は、憂鬱な気持ちで参加しました。

憂鬱であっても周りの雰囲気を壊すこともできないので、上司の前では楽しそうに演じて、苦手なお酒も無理して飲んで酔っ払ってしまいました。

そして宿泊をする民宿からスナックに移動をして飲むことになり、そのときに強引に手を引っ張られチークダンスを踊るはめになりました。

「踊る」というより酔っぱらった勢いでグイグイと抱き寄せられただけ...嫌でたまりませんでしたが断ることもできず「やめてください」と言うのが精一杯でした。

「あなたも悪いでしょ。あなただって楽しんでいたのではないの?」

聞く人によっては、こんな風に言われるのかもしれません。

心の中では泣きたかったと言っても信じてもらえないのでしょう。

スナックから民宿に戻ってからも上司たちはまだ飲んでいました。

女性は女性だけの部屋で寝ることになっていましたが、早朝起きると私の隣に上司が寝ていました。

何もなかったとはいえ、スケベな上司の寝顔を思い出すと、今でも気分が悪くなります。

民宿に一泊といっても地元でしたし、私は自分の車で行ったので、早朝に自宅に戻り、お風呂に入り身支度を整えてから出社しました。

職場ではいつもと同じように時間が過ぎていきました。

「先に帰っちゃったんだね」

上司たちは平気な顔で言ってきます。

何もなかったけれど、平気な顔でいる上司たちに腹が立ち、心の中では「スケベ親父!」と叫んでいました...。

あの頃は「飲み会」でいやらしい上司たちが世間の悪口を言い合い、エロい言葉を平気で女性の部下たちに言っていました。

それがストレス解消だったのかもしれません。

私はそうした上司たちに嫌悪感しかありませんでしたが、エロい言葉をかけられても平気な女性もいました。

ある女性の上司などは、飲み会があるときにはセクシーなスカートを履き、目立つメイク、派手なストッキングを履いてきて、男性上司たちにちやほやされていました。

「スケベな親父」を操る「ねーさん」といったところでしょうか。

その女性上司は他の女性社員よりも給料も多く、ボーナスの得点も高かったそうです。

彼女の心中は定かではありませんが、今だったらありえません。

これが当たり前だった40年前のあの頃。

女性たち「ありえない」と訴えられる世の中になって本当によかったなと思います。

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