食後10分間の読書で会話が増えた! 家族みんなで取り組むスマホ依存症脱出作戦

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ヒミコ
性別:女
年齢:49
プロフィール:同い年の夫と小学生2人の子どもがいます。パート主婦。

食後10分間の読書で会話が増えた! 家族みんなで取り組むスマホ依存症脱出作戦 68.jpg

同い年の夫と小学生の子ども2人の4人家族の主婦です。

小学6年生の上の息子が習い事のために一人で行動することが多くなり、連絡がすぐに取れるようにスマホを買い与えました。

スマホは中学生になってから、とは思っていたのですが、仕方なくです。

でも本人は大喜び。

スマホの利用時間制限を設けたのですが、案の定、制限時間いっぱいまでスマホばかり見るようになってしまいました。

家ではテレビを見るかスマホを見るかのどちらかです。

下の子どももお兄ちゃんのスマホを借りてYouTubeばかり見ていて、「何とかせねば!」と思っていました。

しかし子どもに偉そうなことは言えません。

私と夫もスマホ依存症になっています。

ニュースも天気もスケジュールも、料理のレシピ検索も、食材以外の買い物もすべてスマホです。

夫は在宅勤務で家にいることが多いのですが、昼間は部屋にこもりきりなので、用事があれば「ごはんできたよ」とスマホに連絡しています。

わざわざ部屋に呼びに行かなくてもいいので便利ではあります。

しかし会話も目を合わす機会も少なくなったような気がします。

「このままではいけない!」と休日は意識して出かけたりスポーツをしたりしていますが、平日は家族みんなが同じ部屋にいてもスマホの画面に向かう時間がほとんどでした。

そこで私が考えたのが、毎日晩御飯の後は家族全員で読書タイムをルールとする、です。

10分くらいの短時間でもオッケーにして、図鑑でもマンガ歴史本でもなんでもいいので本を読むのです。

食後すぐ、家族それぞれ好きなところに座り一斉に本を読む光景はおかしなものですが、思わぬ効果がありました。

「この漢字は何て読むの?」

「このことわざ知ってる?」

「安土城を作った人は誰だと思う?」

不思議ですよね、スマホを本に変えるだけで会話が増えました。

もちろん勉強になりますし、私と夫は子どもの本を読むのが懐かしいですし、家族共通の知識がつき楽しいものです。

子どもたちの中で流行っている本が分かるようになり、学校の図書館で人気の本を借りてきて私や夫に勧めてくれたりします。

「次は違うシリーズを借りてきてね」とお願いすると子どもたちは嬉しそうに張り切ってくれますし、感想を言うと喜びます。

このようなほのぼのとした時間がお気に入りです。

上の息子に関しては最近国語のテスト結果が良くなりました。

スマホは何でも情報を得ることができ便利ですが、一人の時間が増えてしまいます。

家族で読書、こんなアナログな時間も良いものです。

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