<この体験記を書いた人>
ペンネーム:柊子
性別:女
年齢:54
プロフィール:出産が遅かったので2人の子どもはまだ10代。家族はほかにスルー力の高い夫。在宅や派遣で仕事をしています。
私の小さなこだわり、それは家族と囲む食卓の配膳には、必ずランチョンマットと箸置きに置いたお箸をセットすることです。
むろん大層なことではなく、そうしている方も多いと思うのですが、実家にいたときからの習慣で、結婚してからも続けている唯一の決めごとかもしれません。
かわいい箸置きなどを見つけるとつい欲しくなってしまいます。
箸置きは子ども2人は同じもの、私は夫と色違いのものにして、夫婦円満に効果があればと思っていたのですが、あまり効果はないようです。
テーブルには常に透明のマットを敷いているのですが、テーブルクロスを敷いたり、花瓶に花を入れて飾ってみたりと、食卓を「映え」させるささやかな工夫をしています。
クリスマスやひな祭りの時は赤、ハロウィンのときはかぼちゃのプリントなど、テーブルに敷くものを替えるだけで印象がガラリと変わります。
器は数を揃えなくてはいけなかったり、いいなと思うものは高価だったりで手が出しにくいですが、テーブルクロスは安いものでも敷いてみると普段とは気分が変わっておすすめです。
食後はデザートとして果物やちょっとしたケーキなどをよく食べるのですが、そのときはランチョンマットを長方形のオーソドックスなものから花の形のものに替えるのも、ささやかなこだわり。
買い物から帰り、調理して、配膳して、食べて、ひと息つくところでランチョンマットを片付け、新たに別のものを出すのは確かに面倒です。
でも、こだわりというか意地でも使いたくて替えているのです。
食事のお皿はすべて流しへ持って行って、頑張れれば洗い、ときにはそのままにしてデザート皿とフォークやスプーンを出して花型マットの上に配置。
ゆっくり談笑しながら食後のデザートを楽しみます。
ただ、夫はとにかく食べるのが早くて、早くゴロリと横になりたくてテーブルを離れたいとウズウズしているのが伝わり、イライラすることもあるのですが...。
そのように家族の食卓に心を配っている私ですが、一人で食べる平日の昼食ではランチョンマットどころか、お箸置きも用意していません...。
丼の上に箸を渡し、納豆ご飯や卵かけご飯、袋入りラーメンなどで済ませてしまっています。
一人のときもきちんとセットして食事しなくてはなぁ、と反省するのですが、ついつい急いで適当に済ませてしまいがち。
しかし、一人なら気ままにだらしなく食べるのもいいですよね。
近頃は夫がテレワークで家にいるようになり、夫の分はきちんとセットするのですが、自分はその後一人で行儀の悪い食事をしています。
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