<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女
年齢:43
プロフィール:小学生の子どもが二人いるパート主婦です。
食べることがなによりも大好きな私。
若い頃は背脂系のラーメンをギタギタ(油多め)にし、完食しては幸福を感じたり、ボリュームがあると有名なフレンチのお店のフルコースをしっかり楽しんだり。
ときにはもう食べられないというくらい焼き肉を食べて、生ビールもジョッキで5杯も飲むなんてこともありました。
しかし40歳になった頃から、急に脂っぽいものがダメになってしまったのです。
大好きな焼肉でもカルビを1枚食べただけでうっときてしまい、胃が「それ以上は食べちゃいけない」と言っているかのように食欲がなくなってしまいます。
それならばロースは大丈夫だろうと思っても、3枚ぐらいでもう満足。
今では焼肉に行くとタンとレバーと少しのロースを食べ、最後に1枚カルビにチャレンジしたら、もう胃は閉店状態。
あとはちびちびワカメスープを飲むだけになり、ビールも1杯くらいで満足してしまいます。
私のお肉摂取量は減少の一途をたどっているのですが、44歳の夫はまだまだ胃が若いようでモリモリお肉を食べています。
また、小学校高学年の息子たちは、この頃食べる量が増加中。
もうちょっと味わって食べて...と心配になるくらい、ガツガツ食べます。
食べられないといっても、カルビの味が好きな私に1枚カルビをくれたあとは、お肉についている飾りのネギをいっぱいたれのお皿にいれてくれます。
「おかあさんはお肉食べられないから、ネギあげるね!」
ええ...優しい子たちです。
家族が目の前でもりもり食べているというのに、自分だけ食べられないという苦しさ...。
こんなことになるなら、元気なうちにいっぱい食べておけばよかったと、食い意地だけは健在という状態です。
心と体がちぐはぐというのは、なんとやるせないものですね。
最近では、牛スジなど煮込み料理まで胃が受け付けなくなってしまった私。
このままではお肉が食べられなくなってしまうと落ち込んでいたのですが、お酢をつけると食べられることに気づきました。
脂身多めのお肉も、お酢が入ったタレや調味料で味を付けるとあっさりして、いつもよりおいしく食べられます。
なんとかお肉との付き合いを続けられそうで、ほっとしています。
しかし、やはり理想は高そうな霜降り肉を備長炭で焼いて、甘辛いたれにつけて目いっぱい食べること...。
それをビールで流し込んで、「もう一皿!」と追加注文したい!
あるいはホルモンのみそ味、からみそ味を交互にループ...ビールと一緒ならどこまでも楽しめます!
でもきっと、この先そんなことはできないんだろうな...。
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