こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】「投資で利益を出そうと思ったら投資仲間は必要でしょうか?」への私の答え /斗比主閲子
【最初から読む】現在「富裕層」の私がいかにして危険な姑との二世帯住宅に住むことを決めたか/斗比主閲子
ここ数年で投資をしようと、証券会社の口座を開設する人が増えています。
世界的に流行した例の病気で、家に引きこもりがちでやることがないからということもあるようで、他の国でも同じ傾向があるみたいです。
ただ、証券会社の口座を開設しても、いざ投資をするのは抵抗がある人が多いですよね。
こんなこと言っている私も、最初に証券会社で投資口座を開設したときは、何となく億劫で、1年以上投資をする気にはなれませんでした。
今では、毎月自動的に、そして、たまに株価が下がったときに思いつきで、凄く気軽にポンポン投資をしているのに、最初はそんな感じではまったくありませんでした。
証券口座といっても、理屈は銀行口座と同じです。
口座を作って、そこにお金を入れるところから始まり、入れたお金を何に投資をするか決めるだけです。
銀行口座も、最初は現金を入金して、その普通預金を定期預金に振り替えたりしますよね。
理屈はほとんど同じです。
でも、証券会社の口座の場合は、最初にお金を入金するときでも躊躇するところがあります。
思い返すと、私の場合は、何に投資をするか決められていないから、投資をするか分からないんだったら、口座に入金するのもなんだかなぁと思ったのでした。
それが大きく変わって、投資の第一歩を踏み出したのは、いくつか理由があります。
まず最初は、そのときにめちゃくちゃ株価が上がっていたこと!
今となっては考えられないんですが、当時は「みんなが投資をして儲けているのに、自分だけ乗り遅れた感じがする!」って気持ちがありました。
だから、株価が上がっているのを見ていて、もったいない気持ちになって、投資をしようという気持ちが徐々に湧いてきました。
あとは、お金が余ってきたこと!
当時は自分磨きをしようと思って、資格を取ったり、セミナーを受講したりして、自分のためにお金を使っていました。
ただ、それでも、まだ、使いきれないお金が出てきたんですね。
私はもともとそんなに無駄遣いするほうじゃないから、普段の生活水準を上げないで、かといって、自分磨きの"投資"もある程度やりきっちゃったところで、お金が余り始めてしまったのでした。
これを何か使わないともったいないという気持ちがどんどん強くなってきたわけです。
最後に、大切なのは、何に投資をするかが決まったこと!
最初に書いたように、証券口座にお金を入れただけじゃ意味はありません。
そこから、何に投資をするかを決める必要があります。
投資を躊躇する1年間の間に、私はたくさんの本を読みました。
また、当時は数少なかった個人投資家のブログもたくさん購読しました。
そうやって、何に投資をするのがいいかというのを自分で考えていって、当時の私からすると最適だと思う投資先がようやく見つかりました。
そこまで来たら、後は投資を開始するだけですから、証券口座に入金もしたし、さらには、毎月恐る恐る投資をするようになり、徐々に、気持ちが大きくなって、金額も増えていったのでした。
たぶん、私と同じような理由で投資を躊躇する人もいれば、そうでもない人もいると思います。
ただ、私みたいに、今では気軽にポンポン投資をするような人間でさえも、最初の頃は面倒くさかったし、おっかなびっくりだったということは、どなたかの参考になるんじゃないかと思って、今回の記事を書いてみました。
絶対にみんな今すぐ投資をするべきなんてことは私は思っておらず、一人一人の自分のペースで、投資の付き合い方を探すのが大事だと考えています。
以上、今日はこんなところです。 ではでは!
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