大阪府在住。「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。
結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため正社員として働きだしました。社会人の長男、大学生の長女と同居しています。東京にはこの春入籍した次男夫婦がおり、要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしております。
<前回のエピソード:仕組みを作って安心。ひとり時間が多い親の見守り>
『おとな』だからこそ自分らしい定番スタイルを
若者なら流行を追って沢山の洋服をとっかえひっかえ身を包み、お洒落を楽しむのもすごく良いと思う。若いって事はそれだけで十分輝いて見えるから。
そういう事を重ねていくうちに、おとなになる頃には自分に合うスタイルが確立するのではないかと思う。
でも、『おとな』なら、他に流されない自分らしいスタイルを確立したい。
そう思ったのは、自分が『おとな』を意識しはじめた50歳頃からであろうか。
ある程度の歳になったら、それこそ一目見て「私」と分かるくらい定番のスタイルが欲しい。誰しもと同じようなスタイルをするよりは、好き!を大切にした「私風」があった方が良い、と思った。
シャツとパンツのスタイルは、シンプルさゆえに飽きがこず、かつ、つける小物でキチンと感やラフにもなる。私にとっては、これが自分の定番スタイルといえる。
白シャツとの上手な付き合い方
私は、とりわけ白シャツの襟を少し立てかっこよく着こなす女性に憧れる。
質のいいシャツはそれなりのお値段がするけれど、きちんと洗濯をしてアイロンをかけるとパリッとするし、色が黒ずんできたら漂白剤でアク抜きすれば、白さが戻る。
とても長持ちするから、コスパ的にも悪くはない。
一方、時々プチプラでもこれはいい!と思うものに出会ったりする。安物でもアイロンをかけて着るとそれなりにパリッとするので、尚更アイロンは欠かせない。
ここ数年、夏でも長袖シャツを着る事が多い。外の強い紫外線から肌を守ったり、クーラーの効いた室内では冷気で体を冷やさない為でもある。袖を七分程にロールアップするとシンプルなシャツにカッコ良さがうまれるので、アウターの要らない春夏はシャツスタイルを大いに楽しんだ。
Tシャツにもアイロンで見違える
チェックなどの柄もののシャツをアウターで着る時には、インナーにはシンプルな白の綿のTシャツを着る。
そのシャツも、サクッとアイロンをかけるようにしている。
綿はどうしてもシワがよりやすいからだ。
洗いざらしよりも、シワのない方が清潔感が漂い上質に見えるのだ。
白のTシャツは夏の光を反射し顔が一段と明るくなる気がする。
この夏は肩から明るめのカーディガンをかけてカフェでお茶を楽しんだ。
こだわりのパンツ選び
普段着はシャツにデニムスタイルが多い。デニム選びはなんといっても履き心地にこだわりたい。買う時には試着をして肌に合う感じを確かめる。これがなかなかの重労働で、自分に合うものに出会うまでに何店舗もお店を回った事がある。
ようやく巡り会えた一本は、現在私のワードローブの一押しアイテムだ。
けれど、敷居が高い場所に出向く時には、黒のクロプトパンツに履き替える。
きちんと感を出したい時のこだわりはセンタープレスが綺麗な事。
パンツも流行に応じてスタイルは変わるが
私の選ぶ基準はセンタープレスが綺麗な事だったように思う。
きっとこれは私がお婆ちゃんになったとしても変わらないように思う。
歳を重ねると、いくら良いものでも不潔感が漂うと、中身までだらしなく見えてしまう。
清潔で背筋が伸びるように着こなすと、気分も上がるし動作にも若々しさが出てくるように思う。
そのようなことの積み重ねで、定番のスタイルでも「いつも素敵な私」に見えると思っている。
次の記事はこちら:「人は他人を幸せにはできない」と私が悟ったときのこと
『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)
20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。