強い口調で主張されると「ウッ!」と言葉が詰まり、反論できない自分が嫌いです(83歳・女性)/お悩み相談

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「言葉が詰まって反論できない...」というお悩みに、作家、合気道家の三枝龍生さんがアドバイス。あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】
言葉が詰まって反論できない...そんな自分を変えたい

他人から、強い口調で言われたことに対し、それが不当であるにもかかわらず、反論せずに引いてしまう私...。

ウッ!と詰まってしまうのです。

後になって、なぜそれは違うと言わなかったのであろうかと、自分を責め、ウダウダと気持ちを引きずり、ウツウツとして眠れないことも多々あります。

そんな自分が大嫌い!

どうしたらこのモヤモヤをサッパリ捨てて、気持ちを切り替えることができるのか悩んでいます。

福岡県 悩める媼(おうな)さん(83歳)


【おこたえ】
自分の外側を変えていけば解決の道がある!

正直、儂から申していいですか?

解決には10年かかります!

この問題、奥が深く、多くの人が日々悩んでいます。

もちろん、一時的に強気になって、言い返すこともできますが、また、落ち込んだり、ひどい場合には会社をクビになったりと、解決は容易ではありません。

例えば会社員であれば、こうなりたくないが故に、独立する人もいますが、独立しても社員に言い返せず、悩む人も少なくないほど、大変な問題なのです。

マスコミや学校や世間は、言い方が悪い、いじめなどが悪いと言い出しますが、ちょっとした意地悪やいじめなど、永久になくなりません。

なくなるまで、我慢するのでしょうか?

仮に、こうしましょう。

あなたの弱さを指摘してくれている人なのだと。

そう思えば、初めて解決の道が見えます。

姿勢を正したり、服装を変えたり、言葉を変えたり、話す音量を変えたりと外側から変えていきましょう。

大切なのは、被害者意識があるうちは解決しないということです。

●三枝龍生さん(作家、合気道家

※記事に使用している画像はイメージです。

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今回の先生

三枝龍生さん
作家、合気道家。専門は「人との距離感」。

この記事は『毎日が発見』2020年11月号に掲載の情報です。

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