2018年5月に急性心不全でこの世を去った西城秀樹さん。ファンのみならず訃報に胸を痛めた方は少なくはないはずです。
一周忌となる5月には、「ちびまる子ちゃん」でかつてエンディングテーマとして使用されていた『走れ正直者』がサプライズ放送され大きな反響を呼びました。また、各地で追悼イベントが開催されるなど、1年たった今もなお「秀樹ロス」が続いており、西城秀樹さんがいかに大きな存在だったかがわかります。
そんな西城秀樹さんの貴重な「秘蔵映像」が放送されて話題になっています。
映像提供:スポニチクリエイツ
番組を放送しているのは、日本で唯一の歌謡曲専門テレビ「歌謡ポップスチャンネル」。「西城秀樹3カ月連続大特集」と題した特集企画で、4月の第1弾では1975年に開催されたコンサートのドキュメンタリーフィルム「ブロウアップ ヒデキ」を、また5月の第2弾では、ファンが選んだお気に入り20曲のランキングを発表するなど、大きな話題を呼びました。
そして前2弾にも増してすごいのが、特集のラストを飾る第3弾(6月23日(日)21:00放送)です。
「西城秀樹 メモリアル・ヒデキ」という番組名どおり、とにかくデビュー当時の秘蔵映像が満載。代表的な歌しか知らない方でも、昭和40年代の空気感のなかで、日本人離れしたスタイルで、なんともいえない初々しさをたたえた"ヒデキ"を見れば、思わず胸がときめいてしまうはずです。
超貴重!5つの秘蔵映像で振り返る型破りアイドル・西城秀樹
映像提供:スポニチクリエイツ
番組のナビゲーターを務めるのは、デビュー当時の西城さんをよく知る、作詞家で音楽評論家の湯川れい子さん。ファン歴47年という3名のファンの方とともに、1時間の番組のなかで、当時の秘蔵映像とエピソードが次々と明かされます。その内容を少しだけ先出しでご紹介しましょう。
【秘蔵映像 その1】
「会いに来てくれるアイドル?」女学生にもみくちゃにされるヒデキ
「会いに行けるアイドル」として時代を席巻したのはAKB48ですが、この映像で披露された西城さんの姿は、言わば「会いに来てくれるアイドル」。
下の画像を見てください。
1972年、デビュー2作目の「恋の約束」のプロモーションとして、自身の名前と曲名を書いたノートを女学校の前で配るのですが、女学生がヒデキに文字通り「群がる」様子は驚きのひと言!
映像提供:スポニチクリエイツ
学校側が「ノートは受け取らないように」と告知を出したという大混乱状態で、この令和の時代にはできない、昭和ならではの鷹揚さもうかがえる映像です。
【秘蔵映像 その2】
居候先で収録!? プライベート情報満載のインタビュー映像
とにかく初々しさ満点、思わずにやけてしまいそうなのが、この秘蔵映像です。
地元の広島から上京し、居候先で撮影されたインタビューなのですが、カメラを覗き込むように「本名はキモトタツオ」「趣味はミニカー集め、マッチ箱集め」と質問に答え、はにかみながら「好きな女の子のタイプ」を語る様子は、西城さんの魅力が画面からあふれ出てくるようです。
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【秘蔵映像 その3】
まさにパイオニア!驚きのライブパフォーマンス
日本初となる「野球場でのソロコンサート」や「武道館でのソロライブ」を行ってきた西城さん。この映像ではクレーンを使って地上35mからコンサートに登場する、後楽園球場「サマーカーニバル」のシーンが映し出されます。このスケール感は、当時日本のみならず海外でも珍しいものだったようです。
映像提供:スポニチクリエイツ
番組ではこのほかに、デビュー当初からの熱烈なファンによるとっておきエピソードやお宝グッズの紹介、洋楽カバー曲のリハーサル風景(こちらも、とてもかっこいいですよ!)など盛りだくさんな内容になっています。
映像提供:スポニチクリエイツ
当時の西城秀樹さんにもう一度出会える貴重なチャンス。男性アイドルの枠を超え、日本の音楽シーンに多大な影響を与え「もっともっともっと評価されるべきスーパースター」と湯川さんが手放しで絶賛するその魅力を、「歌謡ポップスチャンネル」で存分に楽しんでみてはいかがでしょう。
「西城秀樹 メモリアル・ヒデキ」(歌謡ポップスチャンネル)
■放送スケジュール/2019年6月23日(日) 21:00~22:00
※「歌謡ポップスチャンネル」は、スカパー、J:COM、ケーブルテレビなどでご視聴頂けます。
※番組内容・放送スケジュールは都合により変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※メンテナンスにより放送をご覧いただけない場合があります。ご了承ください。