なぜ呼吸を見直すだけで姿勢が変わるのか。ボディメイクの土台となる「圧」の役割
『解剖学を偏愛するトレーナーがたどり着いた! こちら、40代が当たり前にくびれる方法です。』 (Sachiyo/KADOKAWA)第2回【全6回】
大人世代のボディメイクで大切なのは、無理に体重を落とすことではなく、からだの土台となる骨格や筋肉の使い方を整えることです。実は、脂肪はズレた骨のまわりに、「体を守ろう」として善意でつくもの。ということは、ズレた骨を正しい位置に戻さないと、ダイエットとの戦いは終わりません。ボディメイクトレーナーのSachiyoさんは、著書『解剖学を偏愛するトレーナーがたどり着いた! こちら、40代が当たり前にくびれる方法です。』(KADOKAWA)の中で、骨のゆがみや解剖学的なアプローチに着目した効率的なからだの整え方を提案しています。 今回は同書の中から、無理なくすっきりとしたウエストラインを目指すためのヒントをご紹介します。
※本記事はSachiyo (著)による書籍『解剖学を偏愛するトレーナーがたどり着いた! こちら、40代が当たり前にくびれる方法です。』から一部抜粋・編集しました。
呼吸は胸の中の「圧」の変化で行っている
呼吸で起きているのは「圧の変化」
私たちは、息を吸うときには肺がふくらんでいるように思いますが、肺そのものは自分で動く力をほとんど持っていません。肺がふくらむのは、まわりの「圧」が変化するからです。
息を吸うときは横隔膜が下がって肋骨がわずかに広がり、胸の中の空間(胸腔内)の圧が下がります。この圧の変化が肺をふくらませることで、空気が中に流れ込んできます。
呼吸は肺を動かす運動ではなく、胸の中の圧をコントロールする動きなのです。
下のゴム膜を引っ張ると容器の中のゴム風船がふくらみ、戻すとしぼむ。これと同じことが人間の胸の中で起こっています。

