「旅行好きの85歳の義両親が相当ハードなスケジュールのヨーロッパ2週間の旅を計画。とにかくこれでもかとばかり予定を詰め込んでいるのです。私たち家族はもちろん反対しましたが、『今生で最後の海外旅行』と言われ、どうしても譲りません。そして、2人は旅立ったのですが...」

「若者でも無理でしょ」というハードスケジュールぶりで...

年に4、5回会う85歳の義両親はまだまだ元気です。

インターネットを使いこなし、SNSもたしなみ、定年後の生活も長く楽しんでいらっしゃいます。

そんな義両親が「今生で最後の海外旅行をする」と宣言をしたのは、昨年の夏。

年末にかかる前に、ヨーロッパ各国を2週間で巡るというのです。

海外旅行に慣れている義両親でしたので、心配はそれほどありませんでした。

それよりも「今生で最後」と宣言されたのには、なんて言えばいいのか言葉を失っていました。

ですが、そんなしんみりした気分は旅程表を見て吹っ飛びました!

スケジュールがこれでもかと詰まりまくっていたのです!

義母手書きの日程表には、まず深夜フライトでドイツへ行き、朝ホテルに荷物を預けたら、レンタカーを借りて他の都市に移動し観光。

昼は現地のツアーに参加し、夜ホテルまで車で戻り、即オペラ観賞...といった具合に、一日の予定がびっしり!

町の散策などほぼなく、現地のツアーに入ったり、ホテルからかなり移動距離がある場所に自分たちで車で行ったりするハードなスケジュールです。

私の印象は(大学生でもここまで詰め込むまい...)というものでした。

見たいものを見逃してなるものかという熱意を感じたのですが、もっと余裕を持った日程にすべきです。

「お義父さんたちは本当にお元気ですよね。旅行慣れもされてますし。でも...」

褒めながら予定の変更を提案してみたのですが、譲りません。

しまいには夫が「年齢考えろよ!」と怒ったのですが、義両親は「大丈夫」と決意は揺るぎませんでした。

しかも、さらに驚いたことに、成田空港まで車で行くそうなのです。

義両親の家からは高速で2時間ほどかかります。

せめて帰りは代行運転かと思ったのですが、ロングフライト直後の義父と義母が交代で運転するというのです!

このハードな日程後に長時間のフライト、さらにその後に高速で家まで帰宅...。

これはさすがにやめてくれと、空港までの車はなんとかやめてもらいました。

そして、それを受け入れてもらう代わりと言ってはなんですが、旅程は当初のまま...。

2人は機上の人になりました。


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