「息子の面倒をみてほしい」って、えっ? 45歳引きこもり従兄を託されるとは...伯父の重すぎるお願い<前編>
「45歳の引きこもりの従兄。小さい頃は一緒に遊んだ記憶があり、母の葬儀には駆けつけてくれた優しい人です。しかし、母が亡くなった後は伯父家族ともすっかり疎遠になっていました。そんな従兄の存在を思い出させたのは伯父からの1本の電話でした」
45歳になるまで、一切の職歴がない従兄
世間で話題になっている「8050問題」。
80代の親が50代の引きこもりの子どもの生活を支える、という社会的な問題です。
我が家とは無縁と思っていたのですが、なんと身内から出てしまうとは...。
15年以上前に亡くなった母には兄(現在75歳)がいます。
その家には一人息子(45歳)がいて、私にとっては3歳年上の従兄です。
実家から電車で1時間ほどの距離に住んでいた伯父宅には、小学校の低学年頃まで時々遊びにいっては、従兄とも楽しく過ごした記憶があります。
それ以降私はほとんど交流がなかったのですが、うわさによると従兄は高校に馴染めず引きこもり、45歳になるいままで一切の職歴がないそうです。
ただ、小さい頃から優しい人で、なんと私の母のお葬式に駆けつけてくれ、みんなを驚かせました。
長年引きこもっているのに、外に出るのは大変だったと思います。
ただお世話になった母(彼からみたら叔母)との最後の別れだからとがんばってくれたのでしょう。
「来てくれてありがとう」と話しかけてみると、目は合わせてくれませんでしたが、「そんな...。大変でしょ? なにか手伝うことある?」と気遣ってくれ、心が温かくなりました。
そんな様子を見ていたので、彼もいつか外に出るときがくるのだろうと私は思っていました。
その後、母がいないため母方の親戚との付き合いが疎遠になり、彼の状況を知ることもなくなりました。
彼がまだ引きこもり続けていると知ったのは、先日伯父からかかってきた1本の電話でした。
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